加ト大

小一時間ほどの小フリータイム。加ト大はおいでんで2セットと決め込んでいた。

正確かつ迅速に洗体を施す。その足でサウナ室へ。最上段真ん中に座る。平日夕方のニュース。スーパーの肉が半額になるタイムセールがあるとか。どこかのおじいのほほうという息がもれる。

超れいすい風呂。れいすい風呂。休まず再び高温サウナ室へ。お目当てはもちろんオートロウリュウである。しかし最上段のそれは猛烈であった。熱風に耐えきれずあえなく退散。

今週は3日間。ぼちぼちやろう。今夜はピザパーティ。最高のサウナ飯待つ我が家へと急ぐのであつた。

今朝の風はなんだかちょっと／冷たく肌に吹いてくるんだ／ぼんやりした頭がすこししゃんとするんだ

日曜日昼サウナ。新しいライフスタイルではこの時間帯が都合よさそうである。

オートロウリュのときでさえ、最上段に座れる。よって、1セット目からインフィニティチェアでととのう。

そっちはどうだい／うまくやってるかい／
こっちはこうさ／どうにもならんよ／今んとこはまあ／そんな感じなんだ

娘と一緒にカヌーの習い事。帰りに一人久しぶりのかきつばた。

リニューアル情報を掴んでいたものの、様変わりした受付に驚く。更衣室以降変わらぬ風景にも驚く。

なぜかやはりかきつばたは相性がいい。1セット目からデッキチェアでうたた寝。あまみも現れる。ハイウェイオアシスと隣接しているため、駐車場の混雑さえ潜り抜ければ最高のととのいが待っているのだ。

うまくやろうとするな／気持ちが大事／いちばん

4月から転勤。気持ちとは裏腹に肩に力が入りまくっていたのだろう。そう。いいところを見せたかったのだ。本当にてんてこまい。サウナもご無沙汰であった。

「僕は14時のロウリュウは不慣れでして。普段は夜で水掛け3回しています。この時間は室温が100℃あるので、水掛けは2回にしておりますが、いかがですか??余裕があるようでしたら、3回に致します」

何と謙虚で誠実なマイスターなのだろう。そうだ。みんな必死なんだ。分からないことは聞く。これまでだってそうしてきたじゃないか。

超れいすい風呂で引き締める。エスタンザチェアから空を見上げる。

考えすぎないでほしい／シンプルになんて生きれないさ

summer eyeの「人生」の歌詞がが頭に浮かぶ。初めからうまくいくわけがない。大丈夫。今はこれでいい。これでいいんだ。

荒れる波に船を出せ／行きたい所へ行ける／だから／荒れる波に船を出せ／それが人生／お前のものだろ

明日から4月。山道越えると金泉閣。街より桜咲きまさに桃源郷である。

たっぷり汗が出るサウナ室。ラドンオートロウリュかすごい。どうやらアウフグースは月・金になっているそうだ。

外気浴でうたた寝。木々に青々とした葉が茂り始める季節になりました。帰りにハズレなしクーポンいただきました。

「チャンネル相撲に換えてもいいですか？尊富士。ケガの具合が心配だけと楽しみだ」

中日はサヨナラ勝ち。次は大相撲である。土日の夕方はスポーツ観戦と決まっている。

「いよっしゃあ。よくやった。来場所が楽しみだー」

ニュースターの誕生に拍手喝采のサウナ室一同。そういえば何と104℃を計測。しかも12分計まで追加されている。

4月からの新生活へ向けて不安が募っていた。心配しても仕方ないじゃないか。守るものは何もない。ちょっとずつやればいい。まずやってみるだ。

乳首が焼け焦げる熱さ。れいすい風呂が低い。今日のおいでんはひと味違う。

外は暴風吹き荒れる。雨が打ちつけ、時節あられが混じる。

ぼくを目覚めさせて／きみの匂いをかがせて／春の風が吹いている

選抜甲子園。耐久高校の奮闘に励まされ、いつもより粘り強く汗をかく。

小一時間だけの小チャンスも逃したくない。

ストイックサウナー加ト大は、休憩を挟まないしきじスタイル2セット勝負と決め込んだ。

中段。超れいすい風呂。れいすい風呂。最上段オートロウリュ。超れいすい風呂。れいすい風呂。エスタンザチェア休憩。

この後、何食わぬ顔で帰宅した、一般的な父加ト大を待っていたものとは何だったのかは誰も知るよしはないのである。

二重扉を開ける。暗室。木の香り。どこか懐かしさを覚える。正面には細長い窓。浴室の照明が煌めく。

新設オートロウリュサウナ。シルキー水風呂。デッキチェア大増設。どう組み合わせようか。

すごいぞ、イーグル。

3年間のご褒美に。ささやかなプレゼント。

お昼時入店につき名物台湾まぜそば。そう。ライトニングファイヤーである。

豪快にかき混ぜる。ためらわずかき込む。さらに追い飯。限定100食台湾まぜそばDXにも挑戦してみたくなるうまさである。

3か7の日は温度が高い。大賑わいのサウナ室も出入りが激しい。アウフグースも3回目になればまばらである。20回浴びたところでこりゃいかんと退散。

超れいすい風呂へ浸かるとジュウといったとかいわなかったとか。

台湾まぜそば

かき混ぜる楽しさ。予想を裏切らないうまさがある。ほどよく辛く汗が出る。この後のサウナが楽しみになる。

ふろの日1000円クーポンで至福の時間を過ごす。

ナイロンタオルでこすり上げ、泡風呂で茹で上がる。今夜のサウナ室は15分じんわり。

キレキレの水風呂でかけ流されたら、洞穴みたいな隠れ家休憩室に小森純である。

息子の中学生の準備。末娘の小学生の準備。

大規模な模様替えに伴いIKEAに行く。DAYに尽くした後はサウナ。気分は上々である。

「今年のグランパスは厳しいですな」「まだ始まったばかり。次は無料ですしまた行きますか」

超満員サ室で白髪おじいが語る。昨晩私もスタジアムにおりました。にわかファンですが次も行きます。

遠赤外線ストーブ前で焼かれながら聞き耳を立てる土曜夕方。平日夜とは異なる雰囲気を味わいながらしっかりととのったのであった。

異次元のお祭り男。ブラックキャット降臨。

甲高い声を張り上げわっしょいコール。うちわアウフグースはだいたい一人10回のサービスぶり。そのまますっと退散されたかに見えたその時。ブロワー持参で再登場。

備長炭水風呂にいつもより長く浸かる。インフィニティチェアで、あァｧと声を漏らした。

何回だって言うよ／世界は美しいよ／君がそれを諦めないからだよ

羊文学を流した今日。あれこれ考えずサウナプラザに決める。一人で振り返りたいんだ。

あれから3年。もうかれこれ3年である。ナイロンタオルでとても丁寧に洗体する。人口温泉に浸かる。これだ。これがサウナプラザの湯加減である。

トトノイイスから見える輝いた景色。揺るがすに光っていてよ。

混沌の時代に／泥だらけの君のままで輝きを見つめていて／悲しみに向かう夜も／揺るがずに光っていてよ

ととのい後のラドン高濃度炭酸泉。縁を枕にぷかりと浮かぶ。美しい天井の梁をぼんやり眺める。

今日はバレルサウナを中心に組み立てる。頭が触れる上段がいいんだ。案内通りロウリュの間隔を守ります。

真横の水風呂がいい。縁を枕にぷかりと浮かぶ。曇天模様をぼんやりと眺めたんだ。

雨が降りしきる夜。空いているに違いないと踏む。20時半。狙い通りでございます。

完全に元通りのサウナ室。アウフグースはサンダルウッド。超れいすい風呂に浸かれる浸かれる。

ぬるい風。エスタンザチェア。足置き付き。小雨を感じながら景色が歪むのをただ見送るのみである。

またしてもサプライズロウリュとの遭遇。

先日の久々塩サウナが思いのほかよかったのでまたしてもやってきました。その時とは打って変わって空いていらっしゃる。

ロッカーキーのグルグルが切れるアクシデントに見舞われ、何やら波乱の予感。そんな中、ラストセットでサプライズ。

思わず拳を強く握ったことは言うまでもないのである。

元祖風呂の日にサプライズロウリュ。

陽気なわっしょいコールに手拍子。これぞ楽しいハナショウブサウナ。男たちの楽園。すると、ゆずの香りと共に小学生侵入。丁重に追い返される。先週末のライブがふと蘇る。

何と大人一人に小学生一人無料。息子快諾。若かりし頃描いた夢が一つ叶ったのである。父ちゃん最高に幸せだったんだ。

あの日を思い出しながらのトトノイは、格別であったことは言うまでもないのである。

アヒル風呂に一人。鼻先まで浸かってみる。

水面にプカリと浮かぶ者。横になり半身浸かる者。逆さまに潜る者。そんな中、岩上で遠くを見つめる者に吸い寄せられるように目がいく。

どれも同じだと思っていた。が、よく見るとどれも違うような気がしてくるのが不思議である。

今朝のサウナ室はマイルドでうたた寝。だから風呂を楽しむことにした。お。今月はじっこう風呂もあるな。それもまたおいでんの楽しみ方の一つなのである。