加ト大

朝はシャチホコの石像を愛でる。

天然温泉錦鯱の湯。湯がやわらかい。露天風呂の佇まいも趣深い。

水風呂にたっぷり入れたので、そのままサウナ室へ戻る。柔道団体激闘ありがとう。たっちゃんはこれからだファイト。

扇風機の風を浴びながらふうと息を吐く。灯に照らされた笹が揺らぐ。昨晩とは違ったととのいが待っていたのだった。

朝食は名古屋めしビュッフェ。都会ホテルで贅沢三昧。これは…全国のドーミーインに行ってみるしかあるまい。

祝⭐︎ドーミーイン!!

夫婦水入らずで宿泊。ReFaのシャワーやPOLAのシャンプーたちに期待が高まりながら洗体。

サウナ室はヒノキの香り。外国人の方とオリンピック柔道を観戦しながらたっぷり汗をかく。16℃程の掛け流し水風呂。扇風機が回る外気浴。

ワッフル生地のパジャマに着替える。アイスやジュースをいただく。噂通りすばらしい施設である。

ロウリュにはサウナの魂あり

天光にはいくつかのフィンランドのことわざが書かれているが、言い得て妙である。天光では、オートロウリュとセルフロウリュをループ&ループできるのである。

その後のグルシン水風呂も激流水風呂も露天水風呂もすばらしい。夏限定でラドン高濃度不感炭酸泉になっているのも見逃せない。

この時期だからこそ、朝風呂がたまらない。

元同僚たちと真夏のサウナ旅。

シックでオシャレな佇まいはそのままに、水風呂がリニューアル。深く冷たく進化している。サウナ室で大海原を一望しながら、トトノイイスにもたれながら、30℃ほどの不感風呂に浸かりながら、昔話や現状報告に花が咲く。

溶ける速度の速いソフトクリームを頬張る。電動キックボードで島を周る。コーヒーフロートを飲み干す。

もう同僚じゃない。でも、久々に顔が見たかったんだ。気心知れた友達と語らう時間は最高に幸せである。

民宿松鶴

刺身定食

赤だしを啜る。プリプリの鯛を大葉に巻く。とろける前に白飯をかきこむ。最高である。

暑いからこそサウナに行くんじゃい。

サウナ室は最上段でじっくり。水風呂は激流に打たれながらたっぷり。休憩はトトノイイスでゆったり。

行きも帰りもデトックスウォーターを一杯ごくり。暑いからこそ熱いサウナが気持ち良いのである、

黒雲たちこめる各務原。急な突風、雷鳴、豪雨。枝が吹き飛び、道路は冠水。ワイパーではかき分けられぬ猛烈な雨。

なんとか辿り着く。意を決して店内へ走る。扉を開けるといつも通りの恵みの香り。

浴室内は黙浴。おじさんたちは心地良さそうに目を瞑っている。外の雷雨はどこ吹く風。
各務原ではよくあることなのかな。それとも、ここのやさしさに包まれているからなのかな。

まろやかな水風呂。広くなった冷やし炭酸泉。極楽ぽかぽか眠り湯。

店から出る。ジメジメとした夏の風。日差しが戻り、蝉が鳴き始めている。キレートレモンをゴクリと飲んでかけ出したんだ。

ひんやり美泡ふろ。待ち焦がれていました。

うだるような暑さ。4か月やり遂げた達成感。週末の全小弾丸ツアー。そんな加ト大の顔を緩めるのに時間はかからなかった。

このタイミングであなたに会えるとは。

5分砂時計が追加されている。5分間は独り占めできる。いつのまにか加ト大は持ち前のポジティブさを取り戻していた。

サウナの日は室温プラス5℃。

「それでは、おかわりタイムは上限20回です」

ジュジュジュワー。3回目も水かけあるのか。ジュジュジュワー。ぐ。これまでより多い。

隣の方への仰ぎ漏れで耐えきれず退室。超れいすい風呂で消化。れいすい風呂で回復。

エスタンザチェアにどかりと座る。目を覚ました頃には30分も時間が過ぎていたという。

店内の香り。演劇の手拍子。だだっ広い更衣室。思わず、むせかえりそうになる浴室。これだ。これがひらけんなのである。

ザ昭和ストロングなサウナ室。まろやかな水風呂。抜け感抜群の赤池外気浴。激アツ薬草スチームサウナに、よどんだ中国漢方薬湯。これぞ、ひらけんセット。

全身ツルツルおじいがうつ伏せで日光浴。かなり長い。でも裏表変わっている。久々に来たのに、いつもと変わらぬひらけんに安らいだ加ト大なのであった。

「こんなにとれましたよ。2kgは痩せたんじゃないですか」

あかすり初体験。サオリンの言葉にまんまと洗脳されそうになる。サウナ室での発汗量が桁違い。水風呂の肌触りが段違い。

平日の昼下がりからサウナに入る背徳感もたまらない。これ、クセになっちゃうかも。

Sokkyoナン屋

デイリーカレー

日本に媚びない現実味。ご飯の上にダール(スープ)をかけて、タルカリー(カレー)を混ぜる。ハマります。

おかげ様で／元気にやれているから／大丈夫／心配なら自分にしなよ!

すっかりゴブサターンなサウナ。よみがえるためにおじさんはおいでんへと足を運ぶ。

最上段でセルフロウリュを浴びる。思わず背中を丸めて耐える。そう。すべては超れいすい風呂のためである。

エスタンザチェアで空を見上げる。気づけばもうすっかり夏の空。

加ト大はスプライトの缶を勢いよく開けた。

私も元気にやれているから／相変わらず／
心配かけるけれどここでまだ頑張る

「初めての方はいないようなので、早速水掛けに入らせていただきます」

ついにリピーターだけになってきたのか。とんとん拍子で3回。おかわり20回。さぁ出るかと腰を上げる。

「まだいらっしゃる方のために、もう1回」

初心者にも玄人にも優しいおいでん。そんな人でありたい。そして、そんな職場にもしていきたいな。

同級生の今の話を思い出す。昨晩は、小中学校から止まっていた時間が動き出した夜であった。

地元に住み続ける私であるが、仕事の忙しさもあり、旧友たちとの付き合いはほとんどもっていなかった。

アウフグースをおかわりまで受ける。いつものシングルダブル。デッキチェアに寝転ぶ。


昔の夢を見た。これから時間を進めていく。

みな目を瞑り浸かる。低温高濃度炭酸泉。

カヌーポロ大会後の疲れた心身をほぐす。息子も娘も上達している。父として初参戦で満足している場合か。向上心の芽生えと共にかきつばたへ。

やはり極上のととのいが待っていた。相性がよい。でもそれだけではない。

35℃ほどの低温高濃度炭酸泉に浸かる。この時間がたまらなく気持ち良い。

空に憧れて／空をかけてゆく

天光は晴天が似合う。ずらりと並ぶトトノイイス。一筋のひこうき雲をぼうと眺める。ゆるりと幸せをかみしめる。

オートロウリュもセルフロウリュも抜群のセッティング。どの水風呂もすばらしい。

現実から離れ、羽を休める。比べるのは自分。自分の精一杯を積み重ねるしかないのである。

自分ができることは精一杯やったじゃないか。うまくいかなかったことは次に生かそう。

晴天の空の下。加ト大は自分に言い聞かせながら時を忘れていた。

暑くなってきた。今日のサウナ室は7分も入れば飛び出したくなる。切れ味鋭い水風呂に長めに浸かる。

ああ気持ちいい。最高の気分である。

風邪気味の鼻をすすり、ぎっくり気味の腰を引きずる。そうか。今日は母の日だったな。

インフィニティチェアでも、エスタンザチェアでも、瞑想風呂でも気持ちよくうたた寝。

そうだ。近所の花屋に子供たちと行こう。そして、私も母にカーネーションを買おう。

毎年そうしていたはずなのに、毎年忘れてるんだよな。

アウフグースめがけておいでんへ。おかわりまで余すことなく堪能、堪能。

中日クラウンズ出場の小木曽選手の紹介に沸き立つ。昨日より順位を下げたとはいえ、現在6位は立派である。

今日の息子もそうだ。たとえまだまだでも、一生懸命やったそのがんばりをシンプルに認めることが大切だよな。

サクセスの期間限定シャンプーが気持ちよい。毛穴から洗浄されている感がよい。

100℃超が当たり前になっている。ゴルフ中継を白髪おじさまと観戦する。

相変わらず水風呂のキレ味は抜群である。軽快に3セットこなした後、大奮発して、おすすめアロハシャツを購入したんだ。