加ト大

名物・週末アウフグース。ネクタイ締めたフロントマンによるうちわアウフグース。

オートロウリュ。柄杓水掛け。バケツでザバん。3回のロウリュで激アツのアツ。

もちろんシングル。柔らか水風呂にザブンと浸かる。

ふらふらと階段を登る。真冬の外気浴の扉を開ける。トトノイイスで照明に照らされる木々を見上げる。

世界が回るよ回る。過去も思考もかき混ぜられる。締めはブクブクの泡風呂。これだから真冬のサナゲサウナはやめらんない。

セントレアへの寄り道。まるはごんぎつねの湯。8はポイント2倍。

「けっこう熱いね。そろそろ水風呂行かない??」「え。入るの？」

兄弟と思われる小学生2人がこう語る。おじさんたちが微笑む。

セルフロウリュで心地よく汗をかく。お山の大将席で壁にもたれながらうたた寝。露天水風呂。気持ちいーなー。

太陽を浴びながら外気浴。そういえば小学生の頃、陽当たり良い場所で読書するのが好きだったなぁ。

湯上がりはまるは食堂。エビフライにカキフライ。オルティもうまいんだ。

岐阜の玄関口。そびえ立つ「天光の湯」看板を仰ぎ見る。あの地震以来の訪問。やや緊張しつつ暖簾をくぐる。

浴室に湯気が立ち上る幻想的な空間を演出する土曜朝。バレルサウナに一人きりになれる。ロウリュサウナすら数えるほど。最上段でオートロウリュを浴びる浴びる。

ラストは玉寝台に寝転んでみる。三波岩は冷たいが優しい。降り注ぐ眩い光に目を閉じる。

ああそうか。これは最後の試練か。負けてたまるか。起き上がると力がみなぎっていた。

関牛乳をごくりと飲み干す。加ト大は、回数券を手に入れた。

サウナは人生を楽しむためにある。

年2回届く大垣からの便り。今冬の来垣はあきらめかけていた。いただいたチャンスを自分で描く悦びをかみしめるド平日の夕方。

そんな私を水風呂は今までよりさらに優しく迎え入れてくれた。誰もいない静寂の中、溢れながらかけ流される名水に溶けいるような不思議な感覚。

鬱屈とした停滞感も払拭されそうである。さあ顔を上げてみようよ。爽快感と共に家路へと急いだんだ。

もっと自分もがんばらなきゃ。

同期の輝かしい活躍に刺激を受ける。自分とは異なる路線である。でも負けてられない。自分の体の奥深くが疼くような感じもある。

今の自分はどうなのだろう。成長しているのか。自分はどうなっていくのだろう。いや、どうなりたいと思っているんだ？

痛さすら感じる熱いラドンロウリュ。鼓動が速くなる。シングルだが柔らかい水風呂に浸かる。トトノイイスにもたれながら雨に打たれる。

俺だって必死にがんばっているじゃないか。うまくやろうとしなくていい。心は燃えている。

焼肉 白頭山

カルビ丼大(味噌汁付)

白頭山といえばこのタレ。カルビに染み渡るタレに誘われるままご飯をかき込む。キムチも味噌汁も絶品だ。

瞑想ふろでととのう。ミストと照明で幻想的な空間である。熱めの足湯がまたいいのだ。

気がつくと驚くほど体が冷えている。震えが止まらない。小走りで炭酸泉に飛び込む。

アウフグースが3セット目となる時間に来られた月曜夜。仕事では厳しい週始めとなったが、サウナのおかげでぐっすり眠れそうである。

近所のおじさんがいる。いつもにこにこしたおじさんは、サウナ好きだったんだ。

れいすい風呂にメガネのまま浸かっている。しっかり体を拭いてからととのい場へと向かうタイプか。一緒だな。オートロウリュに合わせて共にサウナ室へ。やはりメガネのままかー。

「あ、こんにちは。サウナお好きだったんですね」

れいすい風呂で偶然2人きり。じんわり体が熱くなる。いつもより長く浸かれたんだ。

「今日は47℃ある。奥はもっと熱いよ」

リニューアルされたごんぎつねの湯。目玉はやはり源泉風呂。気持ちよさそうに浸かるおじいを真似る。身動き取れぬしびれる熱さに悶絶する。

サウナ室は木の香りも湿度がたっぷり。お山の大将席でセルフロウリュを浴びる。天井が近く傾斜があるのがよい。

水風呂は露天スペースに新設されている。地元おじいの会話を聞きながらととのう。ReFaの強風ドライヤーに吹かれながら、サ活を振り返る。よし。家族を迎えにセントレアへと向かう。

暖簾をくぐると日本庭園。整然とした日本庭園。落ち着いた室内。天井を見上げる。梁がいいなぁ。

「うまっ。コロッケさくさく」

腹ペコな加ト大に飛び込んできたその声に、あっさり肉握りから飛騨牛コロッケ定食ご飯大盛りに心変わり。いただきマンモス。

浴室に木の香り。シャンプーなどソープ類も最高。期待で胸が熱くなる。

遠赤外線サウナ、ロウリュサウナも、高温多湿なセッティングはもちろん、大窓から見える山の景色が格別である。

露天に設けられた動線抜群の2種類の水風呂で、時間を忘れるほど浸かる。デッキチェアに寝転ぶと、大自然に溶け込むようだ。

シルク風呂、美泡風呂、源泉風呂に高濃度炭酸泉もホンモノである。次は風呂にもこだわる父を連れて来よう。

近くから1時間圏内にこんな極上の施設があろうとは。まだまだ知らない世界は広がっているのだろう。

飛騨牛コロッケ定食(ご飯大盛り)

大きなコロッケを箸で割る。口に入れるとサクッと気持ち良い音。ご飯をかき込み、赤出汁をすする。幸せ。

京都に一軒家を構える弟家族のお宅訪問。ウキウキしながら銭湯サウナを検索する。めぼしいとこ全部午後からやん。見つけ出した力の湯に寄り道サウナ。

開店前から地元おじいたちが店先に並んでいる。豊富なサウナグッズやフレッシュジュースもある。間違いない施設だと確信する。

浴室や洗い場にしては巨大なサウナ室。昭和ストロングだが苦しさは感じない。ふかふかなサウナマットでたっぷり12分蒸される。

地下水掛け流し水風呂も天然温泉露天風呂も水質がとても柔らかい。

デッキチェアに寝転んで空を見上げる。大学生の頃から関西に住む弟を思う。地元暮らしの私には分からない苦労も多かっただろうな。今度は二人でゆっくりサウナに来たいな。

まさに天光降り注ぐ晴天の下でととのう。

明るい浴室に踏み入れる。ミラブルで洗体しながら湧き上がる高揚感。竜泉寺守山のような強力なサウナストーブ。発汗が早いの何の。サバンナ高橋よろしくバレルサウナもくせになる。砂時計が落ちたらセルフロウリュウ。やばいんだ。

グルシン、激流と露天。どの水風呂もまろやか滑らか。親切な掛け水スポットで思いやりバトンもつながる。

圧巻なのは、外気浴スペース。美しく並べられたトトノイイス。こんなに心強い施設を知らない。

元日に幸せに包まれていたら、耳障りな緊急地震速報と共に、東日本大震災の恐怖が呼び覚まされる。

みなさんどうかご無事でありますように。

「大晦日なので、おかわりは無限です」

今年最もお世話になったおいでんへの感謝を込めて。リミットいっぱいをオーダーする。50回。そしてまた50回。

私を幾度も救ってくれた。サウナがあるからがんばれた。今年も大変お世話になりました。サウナを愛でたいを観ながら年を越します。

「お。いけるか。さすがだ。サウナ室は汗を出すところだからな」

年末のサナゲサウナ。満車だという。家族連れで賑わう浴室も微笑ましい。しかし、サウナ室は閑散としている。ちらほら子供が行き来する。

帰省しているうちの子供たちに思いを馳せる。楽しんでるんだろうな。急に電話したくなった。

【リベンジ冬の旅①〜サウナしきじ】

「40分待ちです。よろしいですか？」

コロナに倒れた去年の年末。しきじチャンスを逃してから1年。テレクちゃんおすすめの日ではないが、まあ大丈夫だろう。午後休を取った加ト大であったが、猛者たちと共に店先で並ぶところからスタート。

浴室に入る。サ道で観たままに感動を覚える。なんて心地良いフィンランドサウナ。聖地の名にふさわしい水風呂。お楽しみの薬草サウナは待ち発生だが構いまへん。これがフィーバータイムか。うれしい。夢にまで見たしきじの真骨頂に思わずはにかむ。

どれだけ混んでいても誰一人話す者はいない。みっともないほどニヤけながらキマったことは言うまでもないのである。

どうして備長炭水風呂はこんなにもまろやかなのだろうか。

13℃台にしてこの入りやすさ。肩まで浸かっても大丈夫。塩サウナの後でもへっちゃら。

どうしてこのサウナ室はこんなにも汗が出るのだろうか。

94℃。ものの2分にしてこの汗量。カラカラで入っても出る頃には滴る滴る。

風呂の日＋メンズデイ＝感謝の570円。

クリスマスサウナ。

昨日のサ道2023冬を振り返る。まさかコーネリアスの主題歌が復活するとは。オープニングで涙出そうになる。私も旅に出よう。理由なんていらない。

夕暮れ時。驚くほど空いている。やはりクリスマスだからか。それとも平日の夕方だからか。どちらにせよここにいるみんなで悦びが分かち合える。

サウナ室は激烈熱い。昨日とは打って変わって今日は目にくる熱さである。従って冷冷交代浴との相性は抜群である。

2日連続でシャンパンピンク炭酸泉で締める。いつか行きたいthe sauna。サウナは逃げない。逃げないんだ。

クリスマスイブサウナ。

サンタが訪れ歓喜に沸いた朝。地域に貢献した足で直行。TVの向こうとは裏腹に、おいでんは浮かれずいつも通りである。特典タオルを借りていざ。

昼前のサウナ室は最上段が空いている。腕を組んでアウフグース。そう。さりげない乳首隠し。

超れいすい水風呂は貸し切り。エスタンザチェアも座り放題。

締めは炭酸ぶろ。まさかのシャンパンピンク。やはりクリスマス。これくらいはやるわなとか上からものを言いつつ、鼻いっぱい甘い香りを吸い込むのであった。

こんな気分は山籠りに限る。湯気に乗って消えてゆけばいいのに。

真っ暗な山道を登る。煌びやかな光。赤い橋を渡る頃には胸が高鳴る。

今夜の締めはラドンロウリュ。水風呂はついにシングルを計測。外気浴はなんと独り占め。身動きが取れぬ程キマってしまう。

仕方ない。順番なんだから。何もできない。分かってる。でも自分の時のようにこたえるんだ。胸中は複雑だが抱えて生きていく。

低温高濃度炭酸泉にどっぷり浸かりたい。

無風だが寒波襲来。肩が凝り腰が張る月曜日。かきつばたの外気浴と炭酸泉をめがけて過ごした。

日本一阪神タイガースとしゃべくり007。38年ぶりって前回は私が生まれた年やんか。大竹も森下もおもろいな。巨人よ来年こそじゃ。

今夜の外気浴はすばらしい。サウナ後の壺湯も寝湯もたまらない。でもやっぱ炭酸泉。低温炭酸泉で締める月曜日夜。

もうエスタンザチェアしか愛せない。

強風吹き荒れる日曜のお昼時。伝説のトトノイイスはいわ風呂向きに鎮座している。コンパクトでなめらかなデザイン。座り心地はジャストフィット。あぐらをかいたら悦の世界へ。

風が強い日は瞑想風呂もすばらしい。この時間帯のおいでんは心の芯からリラックスできるんだ。