サウナ&ホテル かるまる池袋
カプセルホテル - 東京都 豊島区
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【平日ワイド・カルマール②】〜アマゾンズ〜
前回のあらすじ:ケロでの畏みロウリュに成功し、鶴光師匠の思い出と共に知らぬ間に上がる四次元のテンション。
早朝2セット目に襲いかかる、謎の組織からの刺客と遭遇するのであった…
意気揚々とサ室に入ると、ハーブオイルの香り、しかし
(あっチィ!)
どこかのペヤングが量を考えないロウリュで水蒸気爆発をさせた温度。
「!」
入口向かって右の奥、一段目に仁王立ちのグレート小鹿がいる!いや小鹿さんがいる訳ない!
左右二の腕脇下までロッカーバンドをはめあたかも「…ギギの腕輪とガガの腕輪!」
足首にはミサンガ首には羽衣よろしくタオルを下げた汗まみれのペヤンガーが立っていたのだ。
小鹿スタイルで両腰に手を当て、一段目で足踏み、あたかも、蹈鞴をふむモッチリ仁王像だ。
フーフー言いながら、たたらを踏むモッチリ仁王を避け、反対側の最上段に座る。
かるまるでは、申し訳ないが、小タオルを2枚使わせて貰っている。
頭に巻く分と、身体の汗を拭く分だ。
これでサ室は少しでも清潔に保てると考えているからだ。
モッチリ魔人は1段目でたたらを踏み続けている、ガタガタ、ガタガタ踏み続けている。
そして立ったまま
「ビシャ!ピシャ!」と汗チョップで辺りに汗を飛ばすのだ!
頭がグラグラしてきた。
決して水蒸気爆発の熱のせいではない。
悪の組織「XXX」が送り込んだ魔人の攻撃にだ。
4分ほど我慢していたら、攻撃の手はさらに激しくなり、八艘飛びよろしく、回転、ガタガタ、汗チョップ!
義を見てせざるは勇無き也。
争いを望まない僕の心に火が
「スンマヘンけど!汗周りに巻き散らすんだけはやめなぁアカンのとちゃうか!」厳しい剣幕でコテコテ大阪弁が飛ぶ。
僕の精一杯だ。
「…ぁ、あと30秒なんで…」
と言い、首から下げた羽衣タオルで体を拭き、そそくさと出て行った…
あと30秒って何やー!
でも、サ室の平和は守られた。
腰が抜けてヘナヘナとなる前に、すでに座ってた僕は、這いずるようにサ室を出て、サンダートルネードでシャッキリ!
その後、気持ちよく3セットを決めました。
それにしても、げに恐ろしきは組織「XXX」。
次々と超人、魔人を送り込み、サ室の平和を乱す。
僕に守り抜くことはできるのかなぁ…
腰抜け中高年は嘆く。
ここでクイズ!
「XXX」の読み方は何でしょう⁈
答えはこの後すぐ!
〜終〜
ファイトマネーです。
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