2020.03.28 登録
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[ 福井県 ]
最近、福井県民向けに「ふくいdeお得キャンペーン」というのがあり、福井県民は県内の宿泊施設に半額で泊まれたりする。そんなわけで吾輩は最近週末はだいたいどこかに泊まっていたりするのだが、最近はそれが平日にまで及んできたのだからタチが悪い。
今日も秘密のクラフトビールの会があり、飲んだら帰れないので、ここリバージュアケボノに投宿。当日はベロンベロンなので翌朝の朝ウナが勝負だ。
よせばよいのにクラフトビール会終了後「打ち上げ」と称して、4時までやってる中華料理店「福井源」でさんざん飲み食いしてホテルに戻ったのが2時頃。翌朝6時に起きて最上階大浴場へゴー。
サウナ室は、なんというかこの、家庭用の電気ストーブのような小さいものが壁面に4個ほど取り付けられている。サウナ室内のどこに座るかで、このストーブとの距離はかなり異なり、座る位置によっては満足度は低いかもしれない。
そして水風呂はない。洗い場以外にシャワーが2基あり、これを使えということなのだろう。サウナとしては正直物足りないところか。
誤解のないように言っておくが、サウナ以外に関してはとてもよいホテルであり、朝食もおいしいし、館内の設備や部屋は豪華だ。
[ 福井県 ]
サウナのサチコさんを送り出したあとは秘密のウイスキー会があり、飲んでしまうと帰れないので、安定のドーミーインに投宿。ふくいdeお得キャンペーンで半額で利用できた。宿泊当日は大抵ベロンベロンなので、翌朝の朝ウナが勝負だ。
よせばいいのにウイスキー会後も「打ち上げ」と称して中華料理店で飲む。2時頃ホテルに戻り3時間ほど寝て寝ぼけまなこで朝ウナ。で出勤。我ながら頭おかしい。
寝不足でしんどいけどそれでも2セット。仕事に向かう元気と勇気をもらう。
[ 福井県 ]
高齢者カラオケ地獄を脱出した我々は次に、福井県を代表する温浴施設と言っても過言ではないゆ〜遊に向かった。
粘土サウナーサウナのサチコ女史が当日の宿泊場所に困っておられたので「サウナーならサウナ泊まればいいじゃん。あそこ焼肉も食えるし」ということでゆ〜遊をチョイスするに至った。風呂上がりにビール飲んで焼肉食えるなど天国以外の何物でもない。
到着してひとっ風呂。土曜の夕刻ということもあり大変賑わっていた。2セットしてよい気分で焼肉。会話も弾んで酒がすすむすすむ。ということで吾輩は22時頃ダウン。サチコ女史とひでさんはその後まだ飲んでいたらしい。酒豪である。
翌朝この2人は吾輩より早起きして朝ウナをキメたらしい。とんだ体力の持ち主だ。ひでさんは仕事とのことでゆ〜遊玄関で見送り、吾輩はサチコ女史をおまたせしつつ朝ウナ2セット。
あとで判明して驚いたのだが、その場にいた3人の誰も焼肉の写真を撮っていなかった。代わりに、サチコ女史にいただいた粘土人形の写真を焼肉屋さんのテーブルの上で撮ったのでそれを。大沼百合子という架空の女性だそうです。
[ 福井県 ]
あの、(ごく)一部で超カルト的人気の粘土サウナー、サウナのサチコさんが来福されると聞き、この5週間ほど吾輩は興奮の坩堝に在った。どこへ連れていけばいいのか何をしたら楽しんでもらえるかとか日夜悩み続け何度も計画を練り直したというのは真っ赤な嘘で、単純にどこに行きたいかとサチコさんに訊くと、
「海の見えるお風呂に入りたい」
という案外普通な答えが返ってきた。超高級越前ガニが食べたいとか、福井特有の粘土がほしいとかいうオーダーを想像していた吾輩は多少拍子抜けしながらも、ここ三国温泉ゆあぽーとをチョイスした。
当日、同じく県内在住のサウナーひでさんとともに、福井駅改札でサチコさんを出迎えた。サチコさんに見つけて貰えないと大変困ることになるので「歓迎来福」と書いた紙をそれぞれ準備して改札前に立った。
ここにおられるサウナー諸氏は、「○○様歓迎」といった内容のものを持って改札前に立った経験はおありだろうか。結構他の人にジロジロ見られる。恥の多い生涯を送ってきたが、これはこれで恥ずかしい。階段を降りてきたサチコさんとおぼしき女性はそうした我々の恥ずかしさなどお構いなしで遠くからケラケラ笑いながらスマホで写真を撮っている。いや早くこっち来てくれよ。
ということで無事出会えた我々は、福井市中央卸売市場にある食堂でせいこ丼を食し、その後東尋坊など観光予定であったが天候不良のためこれを取りやめ、ゆあぽーとに向かった。吾輩自身はゆあぽーとに来るのは随分久しぶりで、どうやら今年リニューアルしたらしいのだが以前に来たのはリニューアル前だ。そしてそのときは2階の休憩室で地元の老人会的な団体が歌謡ショーという名のカラオケ大会を開いており、そのあまりの騒音に逃げ出すようにして帰ったという悪夢のような記憶がある。
浴場は海に向かって大きな窓が多用され開放的である。サウナ室は95℃くらいで熱くもなくぬるくもなくといったところ。カラカラではないのでじっくり蒸される感じか。水風呂は2人入ればいっぱいで浅い。そして水温がぬるかった。外気浴スペースはなくイスもないため、浴槽の縁にそれぞれで座って休憩するスタイル。海を見ながら湯につかるというのが最大のウリといったところか。
風呂上がり、2階の休憩スペースでのんびりしていると、カラオケ大会が始まった。悪夢が蘇る。嘘だろマジかよお願いだ嘘だと言ってくれ。吾輩の切なる願いはどこへも届かず無情にも下手糞なド演歌の垂れ流しが始まった。あとから館内のお知らせを見てみると、2週間に一度土曜日に「歌謡ショー」が開催されているらしい。結構な頻度でしかも土曜日。サウナー諸氏はくれぐれも注意されたい。
[ 富山県 ]
黒部峡谷鉄道。これを輪行したいという思いが以前からあり、自転車を持っていくからには行った先でその自転車を運用しなければ輪行とは言えない。ということで、黒部峡谷鉄道の終着駅欅平から自転車で秘湯(といってもスニーカーで歩いて行けるが)祖母谷温泉を目指すことにした。
当日は運悪く雨、そして寒い。行きはオープン客車だったのでひたすら雨に震えながら耐え、着いたら雨は上がっていた。勢いづいて漕ぎ出し、30分もかからずに祖母谷温泉に到着(12:00)。なお、途中すれ違った観光客に奇異の目で見られたことを付記しておく。
男湯は外から丸見えの秘湯感満載祖母谷温泉。とてもいいお湯で、1時間ほどダラダラし、お湯から上がって宇奈月駅で買ったお弁当を食べた(13:30)。
帰りはひたすらダウンヒルなわけだが、雨が強くなって、スリッピーでスリル満点泣きそうになりながら欅平駅に到着(14:30)。
宇奈月温泉(17:20)から富山地鉄、3セクを乗り継いで向かった先は富山(19:00)。そこから再びチャリでスパ・アルプスへ。お腹ペコペコでたどり着き(19:30)、とりあえずサウナに入るも2セットで空腹に耐えきれずに離脱(20:15)。食堂で生大とアオリイカのお造りと豚ちゃん唐揚げとカキフライを注文し、炒飯で締めた。休憩室のソファで一眠りしようと背もたれを倒した(21:00)。
気がついたら5:30だった。ビックリした。