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スーパー銭湯テルメ

温浴施設 - 山形県山形市

サリー

2023.12.12

6回目の訪問

【思考モード切り替えスイッチ】
山形市内で仕事。今日は時間がなくてサ活は諦めかけていた。
が、昨日の「17日ぶりのサウナ」の気持ち良さが忘れられず。
「2セットだけ！夕飯作りを頑張るためだからー！」と、自分に言い訳して入館。
「芭蕉の湯」に行きたかったけど、ちょうど帰り道にあるこちらへ。
全身を超高速で清めてサ室へ。
74度かぁー。迷わず、上段にスタン。両腕グルグル回して心拍上げる。
過去の訪問時は、ピクニックシートに寝そべっておしゃべりしてるマダムたちが占拠してたのだけど、今日は一人だけ。相変わらずシート敷いて寝てるけど。
「シュボッ」という音がしたので見ると、ストーブが自動点火されたらしい。小さな窓の向こうが赤々と燃えている。ストーブの火を見ながら蒸されるの、なんかいいな。
しばらくすると、今度は「ベコン！」と大きな音が響き、ビクッとなる。台所のシンクに熱湯を流した時みたいな音。大丈夫？！ちょっと怖い。
心拍120超えたら、すぐ水風呂へ。
吐水口から勢いよくジャバジャバ冷水が注がれていて、すごく冷たい。16度ある？30秒くらいでギブ。
洗面器に水を張り、もともとのDDBに近い格好で豪快に顔面を冷やす。エレガントのかけらもない。旅の恥はかき捨て。知り合いもいないし、誰も見てないから、気にせず。
外気浴はトトノイイスにて。ずっとスタンしてたから太腿のあまみがすごい。ひんやりした空気に包まれて心地よい。
2セット目。サ室扉に「本や雑誌を持ち込まないで」という貼り紙。理由が書かれていて思わず熟読してしまった。
印刷に使用されているインクが熱により気化して室内に充満し、アナフィラキシーを起こす可能性があるため、みたいなことらしい。
てっきり紙は燃える恐れがあるから持ち込み禁止なのかと思っていた。勉強になった。
2セットのつもりが、うっかり3セット。やっぱり仕事終わりには、どうしてもサウナに入りたくなるな。ついさっきまで商談で頭の中フル回転していたから、家に帰る前に気持ちをリセットしたい。
漫画『サ道』でイケメン蒸し男くんが「サウナは思考の世界から感覚の世界に切り替わる体験」と言っていた。
仕事中は思考の世界。帰宅してからも、いかに寝かしつけまでの数時間を効率的に立ち回れるか、という思考の世界。
その合間にだけ存在する、ささやかな感覚モードの時間。仕事モードを家庭に持ち込まないための切り替えスイッチ。
やはり、私にはなくてはならないものだわ。
ありがとうございました！