藤の湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
久しぶりの銭湯に心が弾む
お風呂道具を小脇に抱え500円玉を握りしめて男湯の暖簾をくぐる
「藤の湯」さんでは脱衣篭を使うので小銭しか持って来ない
「アレ?」番台が無人だった
まあ勝手知ったる銭湯なのでさっさと脱衣所にあがる
待っていた方が良いのかな?とも思ったけれど
浴室から聞こえる銭湯音に気持ちが持って行かれる
「早く入りたい」
番台が帰ってきたら
「パッ」と払って「サッ」と入れるように脱いでしまおう
「全裸で500円玉男」が誕生した
パンツは残しておいた方が良かったのでは?
諸先輩のご忠告が聞こえてくるのだが
「早く入りたかった」んだ
じばし後、銭湯主が番台に復帰した
全裸で500円玉を差し出した
表情に乏しいと思っていた銭湯主の目の奥が笑っているような気がするが
そんな些細な事を気にしている暇はない
だって「早く入りたい」のだもの
気が急く私の手に銭湯主が何かを乗せる
「全裸でお釣り20円男」に強制ジョブチェンジ
ジョブチェンジで弱くなるパターンのやつだ
「釣りはいらん!」
言い放つ度量に欠ける私は
そそくさとジーンズのポケットに20円をしまう
こんなことがあったって
格別の熱湯とスチームが慰めてくれる
やっぱり銭湯は最高だよ
最近わかったこと。 かつこわるいこと程かっこいいんです! まあ、お釣りは蛇足なので次からは全裸で480円男になります。
水冷さん!オチを付けてくれてありがとうございます!ドライヤーももちろん全裸ですよね!
銭湯なので難しいけど全裸にネクタイが頂点だと思います!
こんなことがあったって 格別の熱湯とスチームが慰めてくれるのくだり やっぱり恥ずかしかったのですねw おつりを断るのも年季がいりますねww
タイフーンさん!お年玉ありがとうございます!実はかなり!相当に!目が潤むほどに恥ずかしかったです。他にお客さん居なかったから今も生きていられます。一度落とした命なので精一杯生きていきます!
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