2020.01.02 登録
[ 熊本県 ]
21時増本さんのアウフグース目当てのライドオンです。
「音楽を使った優しくも熱いアウフグース」
とのこと。
まずは静かなロウリュからのスタート。
相変わらずの美声で
「ロウリュの音と、アロマの香りをお楽しみください。」というアナウンス。
そしてここからが本番です。
※ネタバレになるので詳細はボカします
まずスピーカーから流れたのが
某ジブリ映画のメインテーマ曲
こちらの曲に合わせながら
蒸気を攪拌していくのですが、
見事なタオル捌きと浴びせられる熱、
曲のテンポや抑揚に合わせて
自由自在に変化する、心地良い熱波の
グラデーションが凄まじいのです。
音楽と演出により、サウナ室内がさながらエンドロール上映中の映画館になっていました…
続いては某飲料会社の天然水のCM曲です。
レモンミントのアロマの爽やかな香りが、
CM曲のイメージと完全にマッチして、
鼻腔の粘膜にフレッシュな香りが
ダイレクトに届きます。
最後は1人3回ずつの熱波。
万雷の拍手とともに終了です。
アウフグース終了後も残っていた
僕含め5,6名に最後のおまけ熱波を
いただき、完全にととのいました。
新たなショー・アウフグースの形が
増本さんの"ジブリグース"によって開かれ、
今後、新たな湯らっくすの目玉になっていくような気がします。
今回も開始5分前には
サウナ室内が満員になっており、
お客さんの期待と満足度が
開催前後の拍手の大きさから伺えました。
以上、簡単ですが
余韻に浸りながらの報告とさせていただきます。
[ 長崎県 ]
10/2にサウナサンのリニューアルオープン、そして10/1から「思い立ったら佐世保に泊まって遊ぼうキャンペーン」という、6,000円分のクーポン券が1,000円で販売されるという僥倖。これは行くしかない!と思い先にサウナサンの宿泊と往復のJR切符を予約したんですが、まさかのクーポン券が売り切れ。
まぁ旅にハプニングは付き物です。
切り替えていきましょう。
16時にチェックイン。
3Fの新設カプセルルーム「暁」は通常価格4,400円ですが、10,11月はリニューアルオープンキャンペーンで4,000円で泊まれます。
館内着とバスタオルはビニールでパッキングされていて非常に清潔感があります。
早速サウナにライドオン。
身体をしっかり洗ってメインサウナに入ります。
厚手のサウナマットの肌触りが非常に気持ちいいです。
サ室内も明るめではありますが、暖色系の照明が目にも優しく落ち着いた雰囲気です。
室内の温度計は93℃を示しています。
嬉しい驚きは、オートロウリュが2,3分に一度という大盤振る舞いで常に高湿がキープされています。
毛穴から玉のような汗がどんどん噴き出し、セッティングの良さを肌で感じます。
10分で退室。
ご褒美の水風呂が、サ室出て左すぐに待ち構えています。
水温計は13.5℃表示。
事前にサウナイキタイマガジンで、支配人の足立さんの記事を読みましたが、竹炭とサンゴ、そして珪藻土を用いて浄化された水は、水道水とは思えないほどの肌理の細かさ、肌触りのやわらかさです。
https://sauna-ikitai.com/magazine/saunasun-mizuburo/
しばらく浸かった後は、デッキチェアに横たわり身体を休めます。
目を閉じて深呼吸を重ねるたびに、徐々にデッキチェアに身体が溶けていくようです。
デッキチェア×1の他にはととのいイスが計6脚あります。
夕方は3セットでガッツリ楽しみました。
新設されたコワーキングスペースもスタイリッシュかつ清潔ですし、3Fカプセルルーム「暁」でぐっすり眠れました。
朝は貸し切り状態で2セット。
水風呂の水温表示は13℃で更にキリッと冷えていました。
館内の清掃も非常に行き届いていましたし、スタッフの方みなさんにその意識が共有されていて素晴らしいと感じました。
今回受けられなかったアウフグースも体験したいですし、佐世保の街もおもしろかったのでまたぜひ訪れたいです。
地元の皆さんに愛されている素晴らしい施設でした。
男
[ 佐賀県 ]
夕飯前にゆっくりじっくり最高の5セットを味わいました。
らかんの湯のサウナ、設備ももちろん素晴らしいんですが、人間に本当に必要なものだけが残っているというか、引き算に引き算を重ねて削ぎ落とした結果なのかなと感じました。
直接五感に訴えかけるような、鳥のさえずり、水の流れる音、美しい情景。そよ風が身体を撫でる感覚。お茶の甘味。
サウナでフラットになった身体だからこそ触れられた感覚なのかもしれません。
贅沢の意味を考えさせられました。
夕飯もとても美味しかったのですが、コースの最後に抹茶アイスと、熱いほうじ茶が出てきました。
何の気なしにアイスを食べ、ほうじ茶を飲んだんですが
「あれ… ととのってる…」
サウナで味わったほうじ茶が、アイスで冷やされた喉と鼻を通過したことにより、ととのいがリフレインされたのです…
計算されているのかはわかりませんが、まんまとやられました。感服です。
その後は、チームラボの展示を見て散歩しその後サウナを2セット、客室に戻ってゆっくりお酒を楽しみました。
こんな幸せがあるでしょうか。
翌朝の女性風呂のサウナについても、また書きたいと思います。
[ 佐賀県 ]
引き算の贅沢
サウナシュラン2019 グランプリを獲得した
御船山楽園ホテル らかんの湯に
行ってきました。
夕方16時頃にチェックイン
夕食は19:30からになったので、ざっくり3時間ほどのサウニング。
客室から長い廊下を通って、大浴場へ向かいます。
道中、既にワクワクしております。
早くサウナに入りたい気持ちを抑え洗い場で身体を浄めますが、まだ陽も落ちていない時間帯なので、屋外の様子が少し見えてしまいそうな所を我慢我慢。
設置してあるのは
MARKS&WEBの
・シャンプー
・コンディショナー
・ボディーソープ
の三本の矢。
毛利元就もびっくりの泡立ちと香りの良さです。
また、後で気づきましたが内湯エリアには乾燥ヴィヒタがあり、白樺の芳香が漂ってきます。
うーん ニクい演出。
ここでいよいよ男性メディテーションサウナへ入ります。
『暗い!!』
事前に調べてはいましたが、個人的に大好きなかなり暗めの室内。天井までの高さはなかなかありますね。
御船山の天然水と、嬉野産のほうじ茶
2種類のセルフロウリュが楽しめます。
ほうじ茶ロウリュは、ウェルビー福岡のからふろで経験したことはありますが、こちらのほうじ茶はそれとは別物というか、鼻腔をくすぐる香りも段違いです。
ジュワッという音から少し時間差を置いて、後から鼻の粘膜を通じてお茶の甘味が伝わってくるような感覚です。
これは気持ちいい…
(後述しますが、このほうじ茶が夕飯の最後に回収される伏線となります。)
室内には時計がなく、砂時計のみなので正確な時間は分かりませんが、82〜3℃で10分ほどじっくり身体を温めた後、お待ちかねの水風呂です。
早々に飛び込みたい気持ちを抑え、水風呂横のシャワーでしっかり汗を流した後のExperience
「フワァ…」
冗談抜きにこちらの水風呂、心も身体も無重力体験です。
深さ120cmの水風呂、温泉水をキリッと冷やした16℃
水温は冷たいのに、泉質が良いせいか水の"カド"が全く感じられない丸い肌感です。
らかんの湯に備え1週間サ禁していた身体中の毛穴が、冷温泉水を喉を鳴らしてゴクゴク飲んでいます。
「……」あまりに気持ちよく、声すら出ません。
しっかり2分ほど浸かって、ととのい椅子ではなくデッキに寝そべり空を見上げます。
少し陽が落ちてきた橙がかった空に、白い雲が絵の具のように溶け出してどんどん移り変わっていきます。
盛りなしに言葉が出ないほど美しい情景でした。