十條湯
銭湯 - 東京都 北区
銭湯 - 東京都 北区
(ここでも足跡を残そうとする、我らがおヌシちゃん、ヌシとの全面対決!)
湯船から見かけた不思議うがい人物、水風呂入浴中にもなぜか目が合う。これは事情聴取しなければ、とお互いがカラン前に座したタイミングで捜査開始。
おヌシちゃん「この時間帯(20時15分頃)はいつも混んでいるんですか?」
ナガイさん(仮)「今は空いていますよ、開店直後と、この後の時間帯が結構混み合うかしら、若い人が仕事帰りにいらっしゃるから」
お「なるほど、いつもいらしてるんですか?」
ナ「うちはお風呂がないから。ここは前の店主が病気をしちゃって、しばらく閉店していたから、本当のお風呂難民になっちゃって。だから、駅前のジムのお風呂会員になったんだけどね、水曜と日曜はこちらに来ますよ」
お「なるほど、ここのお風呂、すこくいいですもんね、初めて来たんですけど・・」
と身を明かすと、おしゃべりに花が咲く。
ナ「お住いの近くだったら、よみうりランドの温泉のお食事もよかったし、お花見の時期もいいのよ。そうそう、戦前には子ども時分に多摩の方に梨狩りに行ったりしたのよ」
お「東京で梨作っていたんですか!」
ナ「違うわよ、多摩よ」
ここで、クールダウン。調布をはじめとする三多摩エリア。れっきとした都内であるし、基を返せば府中は東京市の中心でもあったが、今日もビジターなのでここは放念しますが、時代が時代なら以下省略。他にも、秩父駅ナカの温泉などすすめていただいて、放談終了。しかし、戦前に子どもとなると、85歳くらいのヌシ。82歳くらいにしか見えなかった。あと、新店主湊さんの改革で、水風呂がお年寄りには若干冷たいらしく、なるほどなるほどと。ではまたね、おやすみなさいと心では敬礼してご挨拶。
ぶっちゃけ、45分ほどおしゃべりしていたので、慌てて2セット繰り広げ、お風呂あがりにカウンターでクリームソーダを発注。受付は例の湊さんに代わっていた。
湊さん「遠くからいらっしゃいました?」
お「余所者ってわかります?」
湊「サウナに入る方が珍しいので・・」
とここでも湊さんに事情聴取をば。ご本人、上野の寿湯で修行し、川口・喜楽湯に移り立て直したとのこと。喜楽湯は聞いたことある程度だったが「あっ、あの有名な!」とヨイショしてしまった。丁寧に淹れてもらったクリームソーダ。アイスの凍り始めを楽しみつつ、お遍路の話を意気揚々とすると、湊さん「何周目ですか」と。え、一周やったらゴールじゃないの?ボスみたいなのが物好きなんじゃないの?聞くと、ご本人は二周目途中で紛失したとか。じゃあ、一周と同じだ、押忍!
ここは、変化を辿るためにも定点観測的に再来確定!
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