湯屋サーモン
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
初めての湯屋サーモン。
散々いじり倒されているのだろう、脱衣場に店名の由来が掲示してあった。
「ふるさとの川に帰ってくる鮭のように、お客様に戻ってきてほしいという願いを込めてサーモンと名付けました(大意)」ということらしい。
それなら「湯屋伝書鳩」「湯屋ブーメラン」でもいいじゃんと思ったが、北海道的にはやっぱり鮭なのだろう。
いや、そもそも鮭のように戻るのは我々客なので、店側がサーモンを名乗るのはおかしい。サーモンである客が戻る風呂はいうなれば川だ。したがって「湯屋川」が正解だろう。
湯屋サーモン改め湯屋川。
日曜真っ昼間、地元住民と思われる紳士達でフルハウスだ。にも関わらず秩序は厳格に保たれていた。
湯屋サーモンが位置している札幌の西側は総じて民度が高い。そんな西の実力を見せつけられた。一方、私の住む東側はブロンクス、ファイナルファイトみたいなエリアである。
だが、拾ったガムを食って体力を回復するような私をもサーモンは温かく迎えてくれた。
遠いので頻繁には行けないが、鮭の如くいつか戻ってこようと思うに値する施設だった。
川に戻ったオス鮭は遺伝子を放って絶命するらしいので、見習いたいと思います。
サーモンという一言だけでここまで書けるのは才能の一言と尊敬します。せっかくなので私も鮭の行動を調べました。要は産卵放精は鮭生の遺伝子のなせる終末期、終活のようですね。人生の最期をも予感させるサウナ、なんともシュールですね(オチなし)
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