湯の郷 絢ほのか
温浴施設 - 北海道 札幌市
温浴施設 - 北海道 札幌市
時間を持て余しまくっていたので、少し足を延ばして長時間滞在が可能な絢ほのかへ。
こちらでは1時間に1度、オートロウリュが発動する。要は機械である。
今は一定の間隔で一定量の水と風をぶっ放すだけだが、世のAI化が加速すればオートロウリュも進化するだろう。
天気や客の状態に応じた温度、湿度の設定はもちろん、「今日 ノ アロマ ハ カモミール デス」「オ食事処 ノ 味噌ラーメン 大好評デス」などと喋りだすに違いない。
しかし私はAIを信じない。
手仕事の温もりこそ至高とかいう前時代的な価値観のせいではなくだ。
アンチAIになったのは言うまでもなくドラクエⅣのおかげである。
戦闘にAIを導入という触れ込みで発売されたドラクエⅣ。「ガンガンいこうぜ」や「いのちをだいじに」といったプレイヤーの指令に応じてAIが動くというのだ。
少年は未来の到来に心を踊らせたが、効きもしないザラキを連発するクリフトのおかげでその心は砕け散った。
AI使えねーよ‼︎と嘆きながらも攻略を続けたドラクエⅣだったが、キングレオとの戦闘中に弟がファミコン本体につまずいたため冒険の書はお釈迦となった。私の心は完全に折れた(弟は殴った)
そんな懐かしい少年時代の思い出に浸りたかったが、それを許さないくらい絢ほのかのサウナは熱かった。なるほど、「ガンガンいこうぜ」というわけか。ならばこちらは「いのちをだいじに」である。
同じくAIに賛同できなかった世代の私です。Ⅳで許せたのは戦闘曲のかっくよさと、マーニャがドラゴラムを唱えて人間の姿に戻ったときって素っ裸なの? というワクワク感くらいです。
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