サウナ後、至福のととのいごはん「サ飯」を求めて。
みなさまはじめまして。
まっこと申します。
普段は「食」を専門としたメディアの編集者をしています。
食べることと飲むことをライフワークとし、今日も二日酔いでこの文章を書いています。
仕事柄、考えることや書くことの時間が多く、どうにもこうにも煮詰まってしまう日もしばしば。アイデアを出そうにも脳は働かず、どうすればいいのやら……。そんな悩んでいたある日に、動画メディア「ONE MEDIA」創業者の明石ガクトさんのトークイベントに参加。仕事のアイデア・ヒントが何か得られるかも……と想い訪れたのですが、そこはまさにトークイベントという名のサウナの布教会!
イベントの途中にサウナ師匠も登場し、はからずも私はその時、「サウナ」というものに出会ってしまったのです。
そんな話が1年前ほど。
いまではすっかりサウナの魅力にとりつかれております。
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さて。
そんな私が今回のアドベントカレンダー企画でなにを書こう? と思った時、考えたのが「サ飯」の魅力について。
サウナ終わりに食べるご飯。サウナ飯。サ飯。サウナがあるからサ飯がある。
今日は仕事終わりにサウナも行けるし、そのあとたっぷり飲める……と思うだけで、もう脳からじわじわと快感物質が分泌され、思わず整いかける……。それぐらい、私のなかでサウナとサ飯は切っても切れない関係なのです。
じっくり時間をかけて3セット終え、無事整い、ふわふわとした足取りで銭湯を出る。外の風が心地よく、ぽかぽかと温まった身体と頭は、ついキンキンに冷えたお酒を求めてしまう。そんな時に出会ってしまったステキなサ飯たちをご紹介致します。
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武蔵小山「清水湯」
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肉汁餃子「ふく肉」
清水湯は外気浴スペースが最高なんですよね〜!武蔵小山という街にありながら、露天風呂は広々、空の広さを感じるゆったりとしたつくりで、寝そべり外気浴ができるのがとにかく心地よい。悦です。
今日はなにを食べようと思いつつビアバーで一杯ひっかけた後、餃子が食べたい欲がふつふつと沸き起こり「そういえば、清水湯の近くで”餃子”の文字みかけたなぁ」なんて思いつつ訪れたのが「ふく肉」さん。
こぢんまりとしたつくりの店内。着席してすぐにキンキンに冷えたレモンサワーを注文して、とにかく食べたいだけ餃子三昧!焼き餃子も水餃子も、麻辣やパクチーなど種類がとにかく豊富なうえ、ベーシックな餃子は肉の割合まで選べる仕様。整った後のレモンサワーと餃子は至福なのです……。
豊島園「庭の湯」
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イタリアン「パオロ」
庭の湯、女性はサウナが2種類あり19時からのアロマロウリュを求めて訪れます。良い香りがするサウナが軽率に好きです。ただ、遅い時間に行くとレストランスペースは閉店しているので、ここは外でのサ飯で決定。
練馬駅方面にまったりと、迂回しつつ歩きながら出会ったのが「パオロ」さん。なんと翌2時まで飲める。ありがたい……。
500円から飲めるグラスワインと、野菜のピクルス、お店の推しパスタ「チーズたっぷりボロネーゼ900円」で一杯。カウンターの立ち飲みスペースで食べるパスタがこれまたたまらないのです。サウナ終わりに求めてしまう塩気を満たすには、生ハムの盛り合わせもGOODです。
東上野「寿湯」
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餃子「昇竜」
わたしは普段あまり訪れない東の方のエリアですが、寿湯、大好きなんですよ〜!
湿度高め、テレビ付きで思わず長居できてしまうサウナ、そしてバイブラなしのぬるめの水風呂。そしてこぢんまりとしたスペースの外気浴……。2019年、ととのいランキング不動の1位です。
そしてまたビールと餃子。スッピンもお構い無しに、アメ横のガード下の老舗餃子屋で巨大な餃子を頬張るのです。モチモチの皮と、しゃっきりとしたキャベツの食感、正統派あっさり味の餃子で抜群の安定感。のんべえのおじさま達の活気に居心地の良さを感じながら、思わず瓶ビールがすすむすすむ……。
埼玉「草加健康センター」のモツ煮
先日、ようやく草加デビューいたしました。なんですがあのステキな施設は! 昼の2時から夜の10時まで満喫しまくりました。
サウナ→水風呂→外気浴→(風呂)の流れがすべて外で完結するのが良いですよね。広々としたサウナで熱々としていると、まもなく訪れる快感、外の水風呂の近さにドキドキしてきます。ロウリュも熱波もたまらんかった……。
さて、ここは施設内でサ飯。衝撃的だったのが俄然「モツ煮」でした。いわゆる我々が想像する味噌ベースこっくり系ではなく、かなりサラリとした塩ベース。そのだしが、サウナ終わりの身体にまぁこれでもか! という具合に染み渡るのです。サウナで整った後に、食事でもととのい気分。唯一無二だと思っています。(その後、餃子もしっかりいただきました)
椎名町「妙法湯」
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池袋のおでん「味好屋」
じっくり考えたい日はアッツアツのサウナを求めて、椎名町の妙高湯へ。3人ほどが入れる小さなスペースながら、そのしびれるような熱さによる満足度がとにかく高い。お香のような和のかおりが心地よく、なんだかいつもより集中力が高まる気がします。外気浴スペースはありませんが、こちらもしっかり整えます。番頭の奥さまの笑顔がステキだった……。
そのまま椎名町で食べればよかったのですが……なんだかその日はおでんな気分。ということで、わたくしが都内で愛して止まぬ居酒屋「味好屋」さんへ。ここの澄んだ美しい金色のおでんだしが至高なのです。サウナ終わりってどうしてこう、出汁を求めてしまうのか。しかも1品あたり130円程度で、具材も大きめ。焼き豆腐とちくわぶはマストで。コスパ抜群、私のととのい飯ナンバー1に輝く一品です。
ご飯屋さん自体は池袋エリアなので、かるまるやレスタ帰りもオススメです。
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このほかにもオススメしたいお店はたくさんあるのですが、今日はここまで。
本日も至高のサウナ飯をもとめ、二日酔いを脱出すべくサウナに向かいます。そのあともちろん、飲むんですけどね〜!
いい塩梅の塩分補給。堪らないっす!
妙高湯?妙法湯? ほかにも誤字あるよ。推敲しっかりね(^_^)
ぎゃ〜、おでん!最高ですね!サ飯の記事読みたかったので参考にします!!!
これからサウナに行くのですが めちゃくちゃ美味しそうなサウナ飯で 食欲が沸き上がってきましたwww いつかその場所行ってみようと 思います笑笑