2019.10.17 登録
男
[ 石川県 ]
2025トレランサウナ旅8泉目。恒例のアフターレースの疲労抜きに初のこちら。
本当はレース指定宿だったために予約しようとしたのだが、先着順で売り切れとなっており断念した。日帰り入泉可と知り14時から2時間半のコースを予約。
サ飯は入泉前に北陸の有名店「カレーのチャンピオン」で。カツの揚げ具合も味もよく、某有名チェーンよりも断然好みだと知る。
吉田屋は小高い山を上って行くが、途中に廃墟となったホテルがそびえ立つなど、アクセス道路の雰囲気がよろしくない。なんだか突然魔境に来たのかと思うほど。ほどなく吉田屋が見えるが、ホームページの雰囲気から少々印象が異なり、少し不安になる。時間が早いがロビーの喫茶店でお茶すればいいかと思いチェックイン。予想は的中し、薄暗い館内には喫茶ラウンジなどはなかった。しかしスタッフの皆さんは感じよく、無料のソフトドリンクがもうすぐ用意できるのでそれをどうぞと案内される。
バスタオルとハンドタオルを受け取り、エレベーターで3階に下り「幸の泉」大浴場へ。
のれんをくぐり脱衣場に入ると、館内とは打って変わって現代的な設え。脱衣場には貴重品入れが備わり、衣服は籠に入れる方式。さらにインフィニティチェアが1脚鎮座。内風呂と洗い場の浴室から屋外に出ると右に露天風呂、正面右にサ室、正面左に洗い場、左手に水風呂、その奥にインフィニティチェアが3脚鎮座となかなかの設え。
さてサウナ。170cmくらいの高さのIKIストーブが20人キャパのサ室を98度に燃焼させる。サ室にはリクライニング角度固定のウッドチェアがあったがあいにく僕にはあわなかった。3段のヒノキ無垢板のベンチは2段目が幅広で寝転びやすいが中温。客は僕一人だっため3段目に寝転び12分。床が熱すぎて、タオル地の大判サウナマットを敷かないと火傷をするレベル。サ室内を歩くと足の裏が痛い。
屋外の水風呂は16度くらいで3分浸かればあまみが表出。インフィニティチェアで雨音を聞きながら植栽を仰ぎ見てまどろむ。残念ながら景色は望めないが、ととのいクオリティは一級である。繰り返すこと4回でもまだ余裕。あっという間の2時間半だった。来年は、この宿を拠点にしてレースに挑まなければと思わせるサウナであった。旅館内大浴場併設サウナというカテゴリーでは、なかなか良い泉行っている。おすすめ。
男
[ 石川県 ]
2025トレランサウナ旅、7泉目は初入泉のこちら。
レース指定の宿として第二候補で宿泊。
前日受付を済ませてチェックイン後、夕食後にイン。
広い脱衣場はカゴだけなので注意。貴重品ロッカーはある。
脱衣場から階段を降りる位置に広々とした浴室があり、露天風呂の手前に独立してサウナ小屋がある。
サ室はテレビ無しのL型。10人は余裕で入れる広さだが、温度計は102〜98度を指し、しっかり熱く、発汗具合も程よい。ほとんど利用者がなく、扉の開け閉めが無いから温度が保たれるのだろう。古いサ室にありがちな汗染みの匂いがわずかに漂うが、気になるほどではない。座面は無垢板、常設の大判サウナマット敷き。使い放題のバスタオルを敷いて蒸される。
残念なのは水風呂が無いこと。女湯にはあるらしい。なぜだ?男湯は、小さな瓶にかけ流されている掛水を浴びるだけ。その水もすぐになくなるため、シャワーで水浴びするしかない。
そして休憩は外気浴ができるスペースが無いため広い脱衣場の籐の椅子にて。エアコン効いて涼しいので、これはまあ良い。
総じて、このクラスの大規模旅館のサウナとしては悪くは無いと思うが、やはり水風呂が無いことが大きな失点となり、もったいないことである。
男
男
[ 京都府 ]
朝ウナ。6時台は人も多いが7時過ぎから徐々に少なくなり、7時半過ぎるとサ室も1人になった。人の出入りが少ないぶんサ室の温度も下がらず、10分程度でそこそこの発汗。それでも臭いはこびりついているようで辛い。
水風呂も19℃くらいで昨夜よりも冷たい。外気浴も空いていて空を見上げてゆっくりできた。条件がととのうと、それなりのサ練となるが、やはり臭いは如何ともし難い。貴重な低価格ホテルなので、その一点さえ解消できたら良いのだが、なかなか難しいであろう。
男
[ 京都府 ]
今シーズン最初の研修終わりに懇親会を経て、京都駅前で探して久しぶりにアパホテル。ここは初めて。
シングルなのにタオルが2組あったり、勝手に多彩なチャンネルのテレビが点いたり、枕も4個もあったりと、一泊いまどき1万円未満なのに備品が必要以上に充実した部屋に、ちょっと引く。
気をとりなおして11階の大浴場へ。浴室はそこそこ広く、これも可もなく不可もない。いざサウナ。1人用のウレタンマットを従えてサ室へ。珍しくコの字型一段のテレビ無し。経験的にテレビ無しのサ室にハズレはあまりないのだが、ここは期待を裏切られる。
その元凶は、タオル地の常設サウナマット。とにかく汗を吸ったマットが鼻腔をつんざく臭いを放つ。何時間交換して無いのだろう。というか、交換するのか?というくらい。なぜそれほどまでに汗まみれになるかと言えば、ウレタンマットを使わない御仁が多いのだ。さらに、温度も低く、一向に発汗しない。臭いがキツイのでそう長時間も居られず、水風呂へ。
この水風呂も20℃超えで生温い。かろうじての救いは、露天風呂の通路の外気浴スペースにはととの椅子が5脚あり、争奪戦にならないところか。
アパホテルクオリティというのか、いろいろ余計なものサービスしてるんだから、サウナは適当でもええやろ。という姿勢が、ある意味潔い。それにしても夜遅くまでひっきりなしに人がわさわさ入ってくるのも、なんだか凄いとしか言いようがない。
これが日本のシティホテルの最終回答なのかもしれないと思いつつ、再訪は無いときっぱり言える。それで良いのか?と思うが、これほど日本中にあるチェーン店なのだから、馴染まない自分がおかしいのだろう。たぶん。
男
[ 岡山県 ]
2025トレランサウナ旅、六泉目。津山を後にして目指すは棚田百選に選ばれし上籾町地区。棚田を望むサウナ&宿施設として昨年オープンしたこちらに初入泉(今日はデイユース3時間)。
車一台しか通れない山間部の舗装道路をくねくねと上った先にばっと広がる棚田の里。パソナが運営する棚田再生事業として開業した自然栽培素材を食せるカフェの隣にサウナ施設はある。もうそのロケーションだけで、良い予感しかない。奈良のumeに似ている立地だが、もっと秘境感つよく、いわゆる限界集落とも呼べないほど民家はまばら。
小さいが必要なものは揃う部屋が3つ、大きめのヴィラが一つあるセンター位置にサウナがある。デイユースは、小さい部屋が着替えのために借りられる。水着着用でサウナへ。他のゲストがいないため、今日はラッキーなことに貸し切り。タオル大小つき。
サ室はL型二段のヒノキの無垢板仕様で11人ほどのキャパ。ドア越しに外が見える明るい設え。メトスストーブはセルフロウリュができ、90℃なれど十分な発汗が得られる。
水風呂はチラーつきで冷水が掛け流し。さらに冷たくしたい向きには製氷機から氷の投入も可。ただ、この水音が、静かな棚田の風情を損なうという見方もある。宿泊すれば、止めてもらうことも可能だと聞いた。
そして棚田を望む外気浴。ツバメやトンビ、雲の流れを見ながらインフィニティチェアで風を感じる。この上のない贅沢な時間が堪能できる。
この業態は、過疎地や限界集落の救世主ではないか?とさえ思う。ここに着目したプロデューサーに敬意を表する。こんな施設が日本中にできて欲しい。日本の宝を見つけた思い。今度は宿泊で利用しようと思う。
おまけ。オリジナルエコサウナバッグが無料。500円のガチャガチャ2回して、オリジナルサウナハットとステッカーをゲット。サウナハットは一等らしい。ラッキーすぎる。また来ます。
共用
[ 岡山県 ]
6時より朝ウナ。サ室はしっかり温度が上がっている。無垢の細木を隙間を開けて曲線で組んだ2段I型の座面は無粋なサウナマットが敷かれておらず、各自個人用の使い放題のタオル地サウナマットを尻と足下に置く。このスタイルがサ室内が清潔に保たれ、汗臭さもなく、一番の好み。この設えだけで気分が良くなる。サ室は良いが、水風呂との温度が高く、外気浴スペースが極小なのがほんとに残念。来年には改善されていることを祈る。
男
[ 岡山県 ]
2025トレランサウナ旅、5泉目に、一年ぶり2度目のこちら。
浴室の設えは何も変わらず。サ室の温度は87度だが、狭い分それほどぬるくもなく、先日の東京での100℃のサ室と同じくらいの熱度で、およそ15分くらいでよい加減。テレビはNHKの歴史ものがかかり、邪魔にならず。露天風呂越しに城跡や遠くの山々を眺めてもよし。
水風呂は水道水を掛け流しても20度超えで、5分入っても冷やされない。外気浴は水風呂の前の半露天風呂の前にある2人掛けのベンチ一つなのが進化なし。
サウナ後は、城跡を眼前に望む屋上テラスでまったりできるのもここの美点。
欲を言えばいろいろあるが、地方のホテルサウナとしては、清潔さや立地面、コスパで比べると人におすすめできる。
さ、明日はレース。今回は2週後の100kmの足慣らしで33kmだけ。サクッと走ってまたサウナにしよう。
男
[ 東京都 ]
久しぶりのミロ展のために上京。ミロ展は人数制限もあってゆったり観られて、これまでで一番良かった。
で、お宿は初のこちら。
豊洲市場と東京オリンピックを機に再開発された隅田川沿いに建つ立地。隅田川を隔てて望む、林立する高層ビル群は、こう言ってはなんだが、田舎者目線からは近未来ディストピア感すら感じる。この眺めを美しいと思える感性はすでに失せた自分に気づく。
さてサウナ。
まず脱衣場から大きなガラス扉越しにベイエリアの景色が見え、明るさと広さが気持ち良い。
浴室も一面ガラス張りで明るく、浴槽もそこそこ広い。
奥にあるサ室は17人ほどのキャパのL字型2段。座面と床にはタオル地の定番のサウナマットが敷き詰められる。
メトスの温度計は100℃を指すが、それはストーブのほぼ真上に設置されているためで、実際的に感じる座面での温度は90℃無いくらい。個人用のウレタンサウナマットを敷いて2段目に座るも、ほどよい発汗のためには12〜16分は必要。ガラス張りの向こうには万葉倶楽部の建物と豊洲市場を手前に、隅田川を行き交う船やレインボーブリッジを眺められる。環境音楽のようなBGMの音量がもう少し小さいほうが僕は好み。若干耳障りであった。
水風呂は16℃固定のようで全身を伸ばせる広さもある。ここも眺めはよい。外気浴は露天風呂の狭いスペースに、プラスティックのととの椅子が2脚のみ。このスペースの狭さがなんとももったいない。そして通奏低音のように車や飛行機、街の騒音が切れ目なく聞こえるのは、やはり一定快適さを損なう。それも都会の人たちには気にならないレベルであろうが。
だいたいサ室は1〜3人くらいだったが、タイミング悪いと椅子に座って外気浴ができないため互いのタイミングを測る必要がある。
東京では貴重なロケーションにあると思われ、そこそこ広さもあり空いているので、コスパを考えると良いサウナなのだろうと思う。
男
[ 大分県 ]
午前5時からの朝ウナ。ストーブの温度も、サ室での過ごし方も、入る時刻も好きにでき、しかも上質な熱さと湿度を思いのままに。こういうサ室を備えた良質な宿が全国に増えたらいいなと願う。
その他の優れた点は、まず吸水性のよいオーガニックコットン製のタオル。水風呂あがりに身体から水滴をさっと取り去ってくれる。コラボサウナハットは、コットン製らしいが今まで見たことの無い軽い素材が使われていて、プリント柄もアート性高くかぶり心地も良い。ワッフル生地のサウナポンチョは、フルフライボタンが少し手間だが軽快さがよい。
あえて注文をつけると、水風呂は16.5度固定ではなく、これも自由度を高めてグルシンまでいけば最高。なかなかこちらのセッティングでは「あまみ」までは到達できない。そして少しでも冷たさを感じたい向きには、蛇口の向きを排水孔から遠ざけるために横向きに浴槽の壁にそわせるのがいい。少しは冷たさが維持できる。
サ室に入り続けていると段々慣れてきたのか熱くなくなってきたと思ったら、3時間で熱源が落ちていた。気づいてただちにスイッチを入れると、しばらくすると元の熱さに戻った。スイッチひとつの自由自在さが簡便でよい。
朝ウナ後の「あサ飯」御膳も絶品。伊勢海老カレーはご飯にかけずにそのまま食べるのが好み。さらにあればうれしいのは、だし巻きなどオーソドックスな卵料理と海苔。生卵でもいいのだが。
[ 大分県 ]
2025トレランサウナ旅4泉目。3回目のASO100kmからの初投宿。
「サウナ旅館」と銘打ち、創業100年の旅館をサウナに特化して2023年にリニューアルしたという。全8室からどの部屋を選ぶか迷ったが、サ室から三隈川が見られる「宗」をチョイス。ロビーのフロントには進撃の巨人の作家の自筆色紙、売店にはTTNEとのコラボグッズ(サウナハットは無料レンタル有り)が数多くととのい、いやが上にも期待感が上がる。
はやる心を抑え、チェックイン時刻まで荷物を預け、萬屋公式サイトからの予約特典である、旅館と同グループの「日田まぶし千屋」の半額チケットをもらい店を予約していただく。名物ゆず胡椒など薬味を変えて楽しむ日田まぶしは普通サイズでごはんの量も多く、鰻の味も焼き加減も大満足。ただ、インバウンド事由で昼時はかなり待ち時間が出るらしいので注意。僕らは宿から予約を入れてもらっていたためすぐに案内してもらえた。
部屋にてチェックイン。ベッドルーム、和室、川を見下ろすととのいスペースを設えた広々とした部屋は木をふんだんにあしらわれておりインテリアもシンプルでセンスがよい。僕にとって大事な、ラゲッジを広げられる床スペースも十分ある。
使い勝手のよいパウダールームから浴室に入り、水風呂と温泉浴槽のある浴室、その奥にサ室、サ室から出てすぐにととのいスペースへ行ける扉と導線も流石。
サ室は先月のバレルサウナと同じ、セルフロウリュのできるHARVIA製が鎮座。ただし天井高さなどサ室内の空間設計がちょうどよく、ロウリュの熱波は心地よく身体に降り注がれ非常に質の高い蒸しが実現する。セルフでストーブの温度を100度まで上げられるが、80度でじゅうぶんまろやかな熱さを体感できる。提供されるアロマオイルで好きに作ったかけ水は、サウナストーンが高く積み上がっているため、ラドル2杯の水も効率よくおだやかに気化され、ストーンが冷めることもない。サウナはストーブとサ室の空間設計の掛け算で質が決まると言っても過言ではないとつくづく思う。
大きな窓から三隈川と町、山々の風景を眺めながら、贅沢なサウナタイムがいつでも満喫できる。明るいととのいスペースでは、リクライニングチェアに寝転び、窓からの外気を全身に受けてととのえ、ホテルサウナのプライベートサウナのなかでも、ここまで居心地良い施設はあまりないのではないだろうか。[TTNE]のととのえ親方がプロデュースしたサウナ旅館に納得である。
夕飯は「サウナ懐石」と銘打った和のコース。コース中頃に供される「甘鯛のあんかけロウリュ」はあそびごころのある演出で愉しませてくれ、もちろん全品掛け値無く美味しい。
共用
男
[ 奈良県 ]
今日一日、スピリチュアルなスポットを巡る。そのおかげで一セット目で久しぶりの大きなととのいを得た。
が、2セット目からは人が増えて一段目にしか座れず。おまけに二段目に座る口呼吸の兄ちゃんから臭い息をずっと浴びせられる。マックス8人のサ室で臭い息は辛すぎ。そして、やはり一段目では25分いても物足りず、タイミングを見て二段目に移りさらに10分。
水風呂前で立ったまま水浴びする人多く、さらにととのいスペースでひっきりなしにしょうむないことを連れに話す人もあり。
宝湯でこんなにマナー悪い人たちに遭った事無いので、早々に上がる。
まあこんな日もある。GWだし。
18時で待ち規制。
やれやれ。
男
[ 広島県 ]
トレランサウナ旅2025、3泉目はこちらに初投宿。
オーシャンビューヴィラは目の前が瀬戸内海というより、プチフィヨルドのような景色。
コテージの天然芝の前庭にあるバレルサウナにはHERVIAのCILINDRO6(たぶん)が鎮座。フィンランド製らしく、熱々にはならず、セルフロウリュでじんわりと蒸されるタイプ。6人くらい入れる室内に2人で入るから、もちろん快適。
他の類似施設に比べてプライバシーが完璧に近いのがポイント高い。水風呂代りのプールは水温20℃超のため、ベストシーズンは12〜3月か。外気浴はテラスにあるフルリクライニングチェアで海を見ながらか、屋上のプライベートスペースでハンモックに寝転んで空を眺めるか。どっちにしても多幸感は変わらない。おまけに自家源泉の温泉が出る風呂もある。室内の設えも変なギミックがなくシンプルで好感度高い。
総じて、虫が湧く夏場以外はかなり居心地良く何もしないことを満喫できるサウナ宿といえる。確実に再訪あり。
共用
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。