一の湯
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
我が家のおかみさんが特に愛する銭湯二つのうちの一つ、沼袋の一の湯さん。こちらに行く日は朝起きてから行って帰ってきて夜寝るまでにこにこしてる。そして知れば知るほど銭湯ファンに愛されるところだとびしびし伝わってきた。
沼袋駅北口から徒歩数分、飲み屋街に入った途端もう見えたどんと一の湯の文字。おや、思ったより大きく存在感のあるビル型銭湯。番台銭湯と聞いてたからか勝手にこじんまり古めな木造をイメージしてた。ロゴも暖簾もかわいくて洒落てる。そしてルンバに犬の人形が乗って靴箱エリア掃除してる!
早速男湯側の扉から入ると番台にはかの噂の女将さん。きちっときりっとされていてすでに心強い。いくらかキャッシュレス可。470円。そのまま脱衣所だけど、広い!清潔感と開放感。真ん中には箱庭みたいな、ロッカーも大きいし縦長ロッカーもたくさん。漫画も。あれ?喫煙部屋まで!
いざと浴場へ入るとコンパクトだけど明るくて開放的で思いっきり安らぐ。富士に向かって飛ぶ三羽の鶴の立派なタイル絵。高い天井は白。薬湯の香り。今日は健美湯の日。シャンプー類有。カランのお湯は熱めの軟水。何度もかぶりつづけて放心。心身ひたひたに潤い。カランも洗面椅子も通常の高さのと高めの高さのとがあって配慮がさりげない。
まずはミクロバイブラのお風呂から。おそらく42度ないい熱さ。ぶわぁっとわさわさ、こりゃマクロバイブラやないか!と思ったとか思わなかったとか。気持ちいい。もうやり遂げた感ある。ジェット二種を経て、やっと空いたホットバス。ボタン。押すと熱い湯が出ると書いてある。どんだけ熱いのが出てくるのかと緊張しつつ押す。ん?えい。えい。はて。あ、じわじわ水面から熱さが。熱めで軟水ないいお湯のよさをじっくり味わえる。露天も岩風呂で灯篭の小庭感、藁葺きな屋根もいい雰囲気。熱さはやさしめ。ペアの若者たちが真面目に話し込む場になってたのでささっと。
#サウナ
無料とはいえミストサウナしかない。水風呂ない。となるとサウナ好きな方のなかには選択肢から外す方もいると思う。でもここはただ霧雨が降るミストサウナではなくて、スチームもばこんばこんにもくもくで奥が見えないほど。頭から足元まで骨太パワフルに熱がくる。降り注ぐミストもムラがない。素敵。
#水風呂
なし。ミストサウナとは思えぬ茹でだこ状態で駆け込んだシャワー、特に右側の固定の水はキンキンに冷たくて最高だ。
#休憩スペース
露天でいくつか座れるところが。
女将さんのおやすみなさいに癒され、サ飯は歩くこと10分。無鉄砲。美味い。豚豚しい香りを纏い、雨上がりの夜風と余韻に包まれ練馬まで30分歩いて帰るのだった。
男
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