南青山 清水湯
銭湯 - 東京都 港区
銭湯 - 東京都 港区
春が苦手で、生温い空気を感じるだけでメンタルの乱高下。前向きさを押し付けがましく強要される季節。今年はまた特別に不透明不安定な春だから尚更。二日空いただけでさらにきつい。仕事の合間で行けるところ。そうだ、表参道。南青山清水湯さん。行ってみたかったんだ。銭湯だけど12時からやってる。
表参道からすぐ。便利。靴箱のキーホルダーがもう「私たちは違うの」と主張してくる。お洒落で明るくて綺麗。フロントのスタッフさんはキラキラ女子三人。なんか、すいません。いいですか?私なんかが入っても。なんておどおどしながら男湯の暖簾をくぐると、人がびっしり!えっ!平日昼過ぎなのに!?老若極端な客層に少なきミドルな私。ロッカーも電子式。
浴場に入るやお化粧のようないい香り、そして女性ジャズシンガーのしっとりな歌声にピアノ。うっとり。シャンプー類の設置はなく、サウナ手ぶらセットでもらったのを使う。シャワーから軟水がすごい。シャワー永遠に浴びてたい。
お風呂の噴水なようなすごいぼこぼこの作る水流が最高。バイブラっていう次元じゃない。こんなにどわぁーっとなみなみにうねる軟水。41度。気持ちよすぎて肌が潤いすぎてそのままお湯になってしまう気がした。扉の向こうにはシルク風呂も高濃度炭酸泉も。
#サウナ
サウナまでもしっとりなのか。大好きなコンフォートサウナは90度。やさしいけれどしっかり熱く汗びっしょりにしてくれる。TV有。ぼーっとしてTVの内容は耳に入らない。いいサウナ。勢いよく出てく人がいると扉が開きっぱなしになる。
#水風呂
あぁぁ、軟水冷え冷え水風呂14度。これはやばいよ。浴場の香りとサウナで汗を拭くときにかいだタオルの香りをも覆いかぶさり纏う羽衣。正面上から照らしてくるライト。もう、なんだ。天国への階段か何か降りてくるのか。
#休憩スペース
扉の向こうのシルク炭酸泉ゾーンに椅子三脚。浴場とはまた違って外のような明るい開放感。心臓の高鳴りに耳を澄まし、高濃度炭酸泉で静か穏やかな顔をされている高齢の方の顔を眺め、じっくりゆっくり座り続けると、すーっと乱高下していた心が雲の上のような青空を感じはじめてきた。
今年の春は、こんな素敵なサウナやお風呂がともにある。ありがたいことだなとじわーっと込み上げるものがある。目の前のシルク風呂、水風呂に体を通して、さぁ行こうと飛び出した。纏った香り。鬱陶しくすら感じていた表参道の若者が微笑ましく見える。
サ飯は表参道ヒルズの蝋燭屋さん。銀座では麻婆麺にしてしまうけど、今日は担々麺に。まさか担々麺までこんなに美味いなんて。サ活のあとだからかここでも汗びっしょりに。
男
清水湯たまに使いますし、蝋燭屋も銀座、表参道どちらも行くのでわかりみ深いです!
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