SPA専 太平のゆ
温浴施設 - 兵庫県 神戸市
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『いむの顔も三年』
「…ってどういう意味なん?」
前の席で小声で話す小学生が2人。ソロでサウナに入っている小学生を見るのは稀だが、友達連れは更に稀。海水浴のシーズンになると、こんな光景もきっと増えるのだろう。
宿題か、もしくはテスト問題についてでも話しているのだろうか。色々と混ざった諺のような単語がサウナの熱気を纏って耳に入ってくる。
薄らいだ過去の記憶にじんわりと色が戻るような感覚を覚えながら、「違う、そうじゃない」と声に出したい衝動を抑える。
「そもそも『いむ』ってなんや?」
それは私も聞きたかった。仏の顔も三度、石の上にも三年が混ざっているのは分かる。『いむ』は一体何処からきたのだろうか。
そういえば、「仏の顔も三度まで」というのは誤りで、正確には「仏の顔も三度」。許してもらえるのは3回ではなく2回まで。
初めてそれを知った時、仏がケチな存在に思えたものだ…と、ここまで考えた時に閃く。
いむ→イム→仏
色々とスッキリしたサウナとなった。
男
『仏』…漢字が読めない人が見るとカタカナの『イ』と『ム』に見える…と思います(笑)これ以外にイムが何処から出てきたのか思いつきませんでした。
ピンと来た時はとてもスッキリしましたよ。偶には頭も体操させないとですね。
真剣に話しているからこそ笑ってしまうんですよね。きいててほっこりしました。
仏トントゥありがとうございます(笑)
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