SPA専 太平のゆ

前日に訪問予定をお伝えしたら、神戸のakiさんから回数券を譲って頂き、無料太平のゆを満喫してきました。なんとも有難い。

こちらは最近愛知で密かに人気が高まって来ている豊田おいでんの湯と同じ系列店。
到着してすぐの風景から、いつも兵庫サウナーの皆さんが投稿している景色が目の前にあることに感動を覚える。

こちらの施設は岩盤浴も秀でているようであるが、今回は欲張って他施設も回る予定なので、諦めてお風呂のみの入館とする。

浴場は階段を登って２階にある。
訪問時間は13時30分頃で、14時アウフと15時アウフを狙って時間配分を練る。

いざ、浴場へ。


■露天スペース
やはりこの施設で特徴的なのは露天スペース！
施設のすぐ奥は瀬戸内海。露天スペースとその風景の間には、下半身が隠れる高さのすりガラスが入った仕切り一枚のみ。晴天に恵まれた本日の昼間の露天は、開放感が半端ない。


■メインサウナ
メインサウナ室もおいでんの湯をコンパクトにした感じで、体感も非常に似ている。タワータイプで、３０分毎にオートロウリュがなされるストーブと送風機有。


■蒸し風呂
スチームサウナは、塩サウナ（期間限定？）になっている。
怪しげな赤い壺から定期的にシュゴゴゴゴッ！と蒸気が噴き出す。窓からは瀬戸内海を眺めることができ、貸切状態だったので窓から景色を眺めながら仁王立ちでぽけーっと蒸される。


■WA♾VEさんアウフグース　14時
毎回なのかは不明だが、名前だけあってBGMが波の音からスタート。今回は癒し系のまったりプログラムっぽい。まずは両手にヴィヒタを持ち、バッサバッサとサウナストーンでヴィヒタロウリュ。その後部屋の中がヴィヒタまみれになるほど、ヴィヒタをぶんぶん。香りをくんくんしながらこの香りはたまんねぇとリラックスする。
その後にアウフグースがスタート。渋い声と見た目からは想像できない優しい風を送ってくれる。
アウフ後は、ととのい椅子に座っている方にクーリングの優しい風を送ってくれた。


■世界観さんアウフグース　15時
施設の掲示では、１５時回は結構熱いとの表記を見たため、小心者の私は水風呂で軽くアップ。初めは下段寄りの位置にスタンバイする。
細い体からは想像ができない迫力のある風を生み出したりと、キレッキレのタオル捌き。アロマ水を変えながら、サウナ室内の香りをコントロールしていく。なんとなくラストスパート感の雰囲気になったところで、最上階へ移動。アップのせいか今日のコンディションのせいか全然行けました。

瀬戸内海と明石大橋を眺めながら、くつろぐ時間は至福そのもの。

残業で神戸サウナへ行けなくなったが、サウナにはしっかりと入りたい。なので奥の手。回数券で友人（車）を召喚する。瞑想ロウリュを受けに太平のゆに。いつもありがとう、友よ。

前回は瞑想と謳いながら相当パンチの効いたロウリュだったのだが、今回はどうなのだろうと半分怖いもの見たさでイベントに参加。5分前に入室したが、既にほぼ満席。イベント開始時には席以外の場所に座り込んでいる人もいたようだ。

さて、ロウリュを担当するスタッフさんは…フル装備。長袖長ズボン。顔をタオルで覆い、靴下と防火手袋。前回の瞑想の時と同じ人。桶も水たっぷり。下段に移動して正解だったと内心で胸を撫で下ろす。正直上段であの時のロウリュを受けれる気はしなかったのだ。

しかし、下段に移る必要は無くなっていた。以前のイベントから瞑想ロウリュが大きく変わっていたのだ。熱いのが苦手な人の為に、瞑想ロウリュでは軽くしかロウリュしなくなったらしい。

前口上を聞きながら思っていたのだが、どうやらサウナイキタイにはしっかり目を通している模様。あの時の私のサ活もきっと…。そう思うと少し居た堪れない。

前回は3種類のアロマ毎にたっぷり3回ロウリュしていたが、今回は控えめ。それでも覚悟無しではキツイのか、上段からは相当の避難者が。

物足りない人に向けては瞑想ロウリュ後に追い熱波のサービスがあるとの事だったので、休憩後に自戒の意味も込めて上段に座る。

「皆さん熱いのは好きですよね！！？？」

座らない方が良かったかもしれない。スタッフさんが客から言質を取りはじめた。目の端で捉えた桶には波々満たされた水。

そしてやけくそ気味にラドルから放たれるロウリュ。天井から舐めるように伝ってくる怒涛の熱が頭頂部から首、肩、背に刺さっていく。熱いのではなく痛い。数秒で耐えきれなくなり、体を『く』の字に曲げながら避難。覚悟がまったく足りていなかった。

「皆さん熱いの好きって言いましたよね！！？？」

すみません。私は言ってません。言ったのは中段に座ってる人です。

「もしかして追加で欲しい人います！！？？」

誰も何も言わなかったが、リクエストが有れば追加があったのだろうか。挑戦してみるのも面白いかもしれない。私はしないが。

自業自得で痛い目にはあったものの、今回もしっかりと堪能させてもらった。次回のイベントも楽しみにさせて頂きます。


追記
「こんなイベントをして欲しい！」等の要望をサウナイキタイに書くと、実施してくれるかもしれないとの事。やはり、しっかりとサ活に目を通していたようだ。

『湯どころ　みのり』で体験したミュージックロウリュを是非…と言いたいところだが、あれは設備的にかなり厳しそう。