2021.08.01 登録
[ 東京都 ]
休みの日は早朝サウナに限る、という訳で半開きの目を無理矢理かっ開きながら始発に飛び乗る。
6時前、国際展示場駅に到着。
本日は友人と待ち合わせだ。
合流し、サウナとは無縁そうな景色の中を進んでいくと、そこにある。
ホテルのような入り口。
中はいかにもスパ施設って感じだ。
凄く雰囲気も良く、普通なら期待値はグングン上がっていくのだろうが、私は少し違う。
なんだかスパ施設って浴槽やサウナの種類が多くて満足度が高いってイメージだけど、個人的にはシンプルなサウナ室と水風呂と休憩スペースがあればそれ以上は望んでいない。
電気風呂とか塩サウナとか、そういうものは省いていいから、その代わりにその割高な料金をもう少し安くしてくれと思ってしまうのだ。
私は完全にスパ向きの人間では無い。
何故来たんだと言われても何も言えない。
友人に誘われたからという言い訳でもさせて欲しい。
そんな感じでそこまで期待はせず、スパ施設に来ると緊張すると言っていた友人を他所に、淡々と着替え浴室へ。
前回の教訓で、水で身体を冷やしてからの方が気持ち良くサウナ室に居られて、結果的にととのいやすいと感じた私は水シャワーを浴びてからサウナ室へ。
驚いた。暑いじゃないか。
前調べだと90℃だと書いてあったもんだから、ちょっと低いなあなんて思っていたのだが、体感は100℃前後。
でも水で冷えた身体には至福の暖かさだ。
暫く熱を感じて、5.6分程で退室。
出てすぐに水風呂があるのは有難い。
14.8℃。気持ちいい。この温度が絶妙に身体を刺激しつつ快楽をもたらすのだ。
蒸された身体に水が染み渡る。
30秒程で上がり、休憩スペースへ。
寝られるチェアがあるじゃないか。
倒れ込むように寝転がる。
これは思いもしない幸福感。
正直スパ施設を舐めていた節があったから、ととのいはしないんだろうなあと思っていたけど、いい意味で裏切られたなあ。
1セット目でわりかしととのってしまった。
それでも更なる幸福を求めてサウナ室へ。
気付いたら10セット程やってしまった。
こりゃこの後爆睡だ。
泉天空の湯、舐めてて申し訳なかった。
友人に後に何でここに行こうと決めたのか尋ねたら、オートロウリュが6分に1回あるっていうのが決め手だったらしい。
実際それにいい意味でやられた気がするから流石ナイスチョイスだよ、うん。
こういう出会いがあるし、スパ施設もいいもんだなあ。
また来よう。
[ 東京都 ]
この頃妙にやけくそでサウナに行っている気がする。
ととのえないからだ。何故だろうか。
サウナ室の温度?水風呂の温度?入る時間?体調?
そんな答えの分からぬ自問を繰り返しながら、此処に縋るようにやって来たのである。
何故ここなのかって?自分でも分からないが、勘がここに導いたのだ。
さて、時刻は15:30過ぎ。
番台さんは優しそうな女性の方。
サウナ付きだと伝えると、「まだサウナの人は居ないから快適ですよ。」なんて。
案の定優しく、嬉しい言葉を掛けてくれたのだ。
それだけで既に気分は良好。
タオルと1番のリストバンドを受け取り、颯爽と脱衣所へ向かう。
洗い場はザ・銭湯って感じ。
椅子とケロリン持ってって身体を清める。
身体を拭いてサウナ室に入ると、そこは灼熱。針は100より右を指してる。そりゃ暑いわけですよ。
でもなんだか苦しい暑さじゃない。
むしろ気持ち良さすら感じる程だ。
何故だろう。分からない。
分からないが、目を瞑り熱を感じた。
…気付けば3分程。滝のような汗。しかしまだいけそうだ。
5分を過ぎようというところで身体が暑さを訴えて来たので、少し我慢をして7分程で退室。
その横に天国はあった。
すぐさまそれを浴びて沈み込む。
これを快感と呼ばずして何と呼ぼうか。
どこか久々にこの感覚を味わう気がする。
30秒程浸かった後、側にある非常口前の段に腰掛けた。
…もしかしてこれはイケるかもしれない。
そんな希望を持たせてくる。
しかし過度な期待は禁物。
気持ちよさを存分に感じながらも、その後冷静になった。
そして改めてサウナ室へ向かおうと踏み出した足は、逆方向に歩き出していた。
本能的に水を欲していたのだ。
キンキンの水シャワーを全身に浴び、そこからまたサウナ室へ。
…気持ち良い。
サウナ室ってこんなに気持ちよかったのかと身体と心で感じながら、流れるように水風呂、休憩。そして最終セット。
ととのったぁぁぁぁ。
この時をどれだけ待ち侘びたことか。
口はだらしなく開いてたけれど、この時間は噛み締めながら本日終了。
リストバンドとタオルを番台さんに返すと「混んできちゃったけど、大丈夫でした?気持ち良く入れました?」なんて。
「気持ちよく入らせていただきました!」口が勝手に喋ってた。
身体だけじゃなく心も温まる銭湯だった。
良いところだな。
結局どうすれば確実にととのえるのかは分からず仕舞いだったけど。
また来よう。
[ 埼玉県 ]
土曜の早朝、少し雨が降っていただろうか。小腹が空いていたので駅前のマクドナルドにてハッシュドポテトなぞを購入して腹を満たし、いざ出陣。
#サウナ
入室すると左手には檜造りのエリア、右手にはケロサウナという造り。
その2つのエリアの間に堂々と君臨するのがデュアルオートローリュタワーである。
室内にエリア毎の暑さ度合いが書いてあるのだが、確かに体感でもケロサウナ上段はとても暑く感じた。
土曜の早朝だったが、そこそこの人数。
サウナ室が埋まるほどではないが、毎度狙った位置には行けないといったところ。
#水風呂
サウナ室からの動線は近めでありがたい。
さすが埼玉一冷たい水風呂と謳っているだけあって、まさにキンキンであった。
個人的にはここまで冷たくなくても良いかなと思う。
15.6℃なら1分程浸かっていられる身だが、これに関しては30秒が限度で、それ以上は身体の芯から冷えそうで断念。
#休憩スペース
室内はミスト?が降ってくる椅子が3脚。
サウナ室近くに1脚程だったはず。
露天スペースには、ととのい椅子が一脚、デッキチェアが1脚、3.4人程座れるベンチが一脚、バイブラのぬるま湯の中にデッキチェアが2脚ある。
個人的には普通の椅子でいいのでもう少し数があると良いなあという感じ。
眺め的には空と、タワマンであろう建物が見える程度で、景色は悪くもなく良くもなくといったところ。
#その他
洗い場は20無い程度だろうか。
混み合わなければそこまで困ることはない気がする。
あつ湯もそれなりの広さはあるので狭苦しさは感じなかった。
給水は脱衣所にあり、紙コップに注ぐタイプ。
タオル類はロッカーにあるので、受付後そのまま脱衣所へ向かいましょう。
結果的にはととのいきれなかったのだが、施設的には綺麗で充実しており、ただただ無念。