地図からサウナが探せる！

塚原から風呂(からふろ)

その他 - 香川県さぬき市

ちゅり

2021.11.18

1回目の訪問

香川訪問ラスト。

やばいサウナからふろさん。
到着したのが15時位。初めてですかと聞かれ、大体の住所、苗字、電話番号をノートに記入して下さいと言われ書いて受付を済ませる。

ここで着替えて出てきて下さいと居間みたいな部屋に通される。
そう、ここは服を着て入る古式サウナ。長袖長ズボンに履き替え（化学繊維はダメとの事前情報で、綿素材が多めの服を持参)準備完了！

草鞋を貸してもらい、釜のある部屋へ通される。大きな石窯のある部屋で1室稼働中でした。ぬるい方。

そのまま入ってみることに。うん。普通のサウナぐらい。
中で地元のおじいちゃんがこんな所他にないじゃろ！スマホ見てきたんか？と問われ、色々お話を聞かせてもらいました。わし出るから、場所交代じゃー！あ、後限界ギリギリになったら立って入ってみ？より一層汗が出るから！と伝えられ、最奥に座ってみると、後左右から高温の輻射熱が3方向から刺してきます。おぉ～心地いい刺激。じわ～っときます。出る前に、少し立ってみると一気に汗が噴き出る状況！今度はさっきの後左右に上がプラスされ4方向からの刺激です。

暑くなったので出る。先ほどのおじいちゃんが立ってみたか？良かったろ！と聞いてきたので、立つと一気に来ますね！と答えると、あれ、わしが子供の時にその頃のおじいさんに教えてもらった入り方と言われました。年代的に5世代は継がれてきた入浴方法になりますね。さすが1300年の歴史があるだけに伝統も継承されてきているようです。すごい。

そんなこんなで管理の方が今から熱いの仕込むからと作業を始めたので見学。
薪を井形に組み、火をつける。物凄い勢いで燃え始め、室内は火の海…。燃え盛る火が入り口を超えて噴き出してくる…。業火…。地獄の業火でした。

火が落ち着いた所でムシロを敷き、今度は入り口を塞ぎ、水蒸気を閉じ込めて1時間放置で完成しました。

いよいよ灼熱の170℃サウナの完成です。管理の方と色々世間話や此処の歴史を聞かせてもらっている間に周りに誰も居なくなり1番に入ってみることに。

頭巾、毛布をかぶり肌を露出させない事。肌が出てるとそこは痛くなってしまうとの事でした。

いざ入室！
あっつー！正直舐めてました。170℃肌が出ているとそこを本気で刺してきます！チクリっ！とかでなく、ガチでぐっさりでした！

1set目
3分でギブアップ。

少し休憩して2set目
5分でギブアップ。完敗です。

時間が押していたのでこれにて帰路へ。
ここはととのいとか求める場所ではなく、歴史を知る場所だと思います。語り部のおじいちゃんありがとうございました。