2018.01.16 登録
[ 神奈川県 ]
サウナ室に入ると丁度、魔女の宅急便の最後の一番良いシーンが始まろうとしていた。
TVを見るキキ。
トンボの危機。
デッキブラシから飛び立つ時、無音の演出。とても数十年前の作品とは思えない素晴らしい演出。
キキ頑張れ。
トンボ頑張れ。
オレもそろそろ限界だ。
キキがトンボの手を取る。
ものの10分くらいしか観れなかったが素敵なアニメだった。
そういえばオレが初めて映画で見たジブリ映画はこの魔女の宅急便だった。
亡くなったオヤジと二人、オヤジも慣れてない渋谷という街に連れて行ってもらって観た記憶が蘇った。
キキ、トンボ。ありがとう。
[ 東京都 ]
過去に一緒に働いていた後輩を連れて。
静岡住んでた頃、一緒に近くのスーパー銭湯行った時の事を思い出してた。
彼はここから徒歩数分の場所に住んでいるのだが、初めて来たらしい。
どのドラクエが好きかとかどうでもいい話で盛り上がってみたり。
「ランプが光ったらサウナに入る合図だからね」と騙して悶絶させてみたり。
楽しかった。
[ 神奈川県 ]
露天に咲いていた薄紫色した藤の花がとても綺麗で目を奪われた。
オレも花を見て美しいと思う歳になってしまったのだと少し切ない気持ちにもなった。
水風呂の排水溝にケツを吸われた。ケツの肉取れるかと思った。
[ 神奈川県 ]
アーバンスパ、100回目の来訪。
初めて来たのは約2年前。
こんなに頻繁に来るようになるとは思わなかった。
とはいえ2年でたかだか100回。
常連と言うにはあまりにもおこがましい。
回数を競うものでもないが、毎日のようにもっと前から利用されている方は間違いなくいらっしゃる。
実際ここに来ると「この人、いつもいらっしゃるなぁ」と思う方はいっぱいいる。
私は色々なサウナを巡るのが好きだし、日常のサウナも一ヶ所ではなく何ヵ所かでルーティンしている。
いつもいる彼らには劣るが私にとってもアーバンスパは今や「日常」になっている。
人の言葉を借りるが、ホームサウナとは魂の置き場所。
私にとってここも魂の置き場所になっているし、心の拠り所、泣き場所にもなっている。
いつも一人で来ていたが、サウナ仲間にバッタリ会うようにもなったし、知り合いにここを紹介もする。
いつもいる名前も知らないおじさんもいるし、従業員の方ともお話させていただけるようにはなった。
さみしさは琥珀となり、ひそやかに輝きだす。
©︎山下達郎
親しみを込め、敬意を表し、ここでも言わせて欲しい。
ただいま。