フレスパランド カッタの湯
カプセルホテル - 山口県 宇部市
カプセルホテル - 山口県 宇部市
色々あって山口県宇部市に放たれた中年、蜃気楼でも見えそうな炎天下の駐車場で20年振りに会う友人達の到着を待つ。
下関男と萩男、同じ山口県でも宇部市に来る機会はなかなかないと道に迷ったとのこと。
喉が渇き、唯一持つ水分『超生命体飲料ライフガード』と書かれた炭酸飲料を呑み「嗚呼…流石にこの酷暑の中でこのチョイスは…」と、素直にお茶にしとけばと後悔したところで友人らが到着。
3人とも宿泊は名前すら忘れたサウナなしのビジホ以外この後特に予定もない、なんなら立ててすらいない。
20年振りの再会をなんだと思っているのかと其々に疑問が残る中ここでひとつ唯一あった提案をする。
「〝カッタの湯〟で汗を流しましょう」
#それぞれのサウナ
賑うフロアーを掻い潜り、露天風呂で改めて再会を懐かしがるが早々にその感じも飽きる。
そろそろサウナへ行こうかとまずは塩サウナに入り毛穴をバチコン開いたろうと試みる中年3匹。
塩を塗りたくり下段でヒーヒー言う萩男はサウナが苦手らしく、これ以降一切登場しないので、サ飯コーナーでは萩男が〝俺らが寝てる隙に食いに行った〟ラーメン屋をご紹介します。
一方下関男はサウナはイケる口、次に入る高温サウナが気に入ったのか、その後2セットの行動の果て、露天に設定された椅子で居眠りこいて俺らに置いて行かれることとなる。
んで、この奇文の張本人はというと「塩サウナにテレビがある施設って珍しいな…」とか思ってみたけど、その数秒後「いや、結構あるわ…」と思い返し、まったくもって無駄な時間を過ごしたりと。
#会話になってない劇
長方形の高温サウナ室で汗をかく下関男と東京人。
その日備え付きテレビでは日本ラグビーの親善試合が放送されており「興味ある?」とポツリ聞いてみると「あんまない」と返答。
では逆に「最近の興味ごとは?」と20年の時を埋める作業に励む東京人。
「あんまないね」
そのあんまを捻り出せよ、それが会話だろ?と言って差し上げたかったが、いかんせんコチラも「いや〜、普段サウナ行って、その感想をとんだ奇文と怪画に乗せて、インターネッツ上に垂れ流してまんねん!」と、説明するのもダルいので「ふ〜ん」と受け流した、宇部市民はラグビーに興味津々だった。
最終3セットを終えての外気浴、そろそろ出ようかと横に座る下関人に目をやる。
気持ちが良過ぎたのか口を大きく開けアホ面こいて寝てやがる下関人を隣に考える東京人。
「いや寝てるの悪いし…かと言って置いてくのもなんやし…」と、後の車内でそう説明したのだけども「嘘やろ?」と、100%置いて行くであろうボクの小根の悪さを突いてくる親友の類、流石。
ではでは
毎度遠征サウナはするものの、その活動報告を一切しないことで有名なとめどなく五十六ですが、なんと今回は2本も投稿するという奇跡が起こりました。
『だいたいの、へえー、は感心じゃなくて反応の仕方がわならない時のとっさの一言です😅』←正しくソレです!そしてそれに加えて「朝から興奮気味にピーピーうるせぇな」の意味も含んでの「へぇ〜」となります。
五十六巨匠は過去、萩男から深刻な悩みを打ち上げられた際、なにくわぬ顔して「…んで?」と受け応えた実績のあるイカれなもんで「楽しかった」とかよう言わんのです☆我ながら天性の天邪鬼と自負しております☆
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