【閉店】天然温泉 天神ゆの華
温浴施設 - 福岡県 福岡市
温浴施設 - 福岡県 福岡市
サウナ:10分 × 3
水風呂:3分 × 3
休憩:5分 × 3
合計:3セット
一言:【どこか懐かしい子供の記憶。雨に降られる外気浴の真髄(福岡サ旅1日目)】
約1年ぶりに訪れた。小生の社会人1年目はここ福岡での生活となり、ゆの華にはホントにお世話になった。
毎週水曜夜と土曜朝、食事も兼ねて回数カードを駆使してサウナに入る。そんなオジサンチックな新人生活を送った。
その回数カードがあと1回分残っていた。
この1回を使うために東京から1000km移動、この福岡の地に舞い降りたのである。
浴場に向かう。
あぁ、この塩素の香り。
そしてこの朝9時にもかかわらずこの盛況ぶり。
この地元民と観光客で賑わうこの雰囲気が心を穏やかにしてくれる。
サ室に入る。
そうそう。チャンネルは日テレ系列のみだ。
以前「ケンカになるのでFBS(日テレ)固定です」と正直な張り紙は、
人生初めて親元を離れた生活を送る小生に、どこか孤独を忘れさせてくれた。
水風呂に入る。
ややサ室と距離があるが、
この間にアタマの中は「水風呂色」一色に染まる。
あの感覚、その後水風呂に染まる体。心・身が「水風呂!!」になる一瞬はやっぱり興奮する。
皆さんはこういった経験ないだろうか。水風呂が気持ちよすぎて、テンションが上がり冷めてないのに「鳥肌が立ってしまう」あの現象を。
おう。鳥肌が立ってしまい、一旦外気浴して落ち着こう。
外は強い雨。寝転びながら雨に打たれるカラダはどこか自然と一体になったような感覚に陥る。
空を見る。くすんだ曇り空、浴場から漂う塩素の香り、カラダに滴る冷たい雨、この感覚。
夏休みのプール開きを懐かしい思い出が蘇る。
目を開けると低学年の男の子が小走りをしている。そうか、夏休みの季節か。
トトノイが夏のはじまりを教えてくれる。
この夏、いい夏になりそうだ。[完]
なおと。さん!僕もなおとです。
素敵な文章である
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