地図からサウナが探せる！

湯の泉東名厚木健康センター

温浴施設 - 神奈川県厚木市

YoungBoyTsuyopon

2021.11.18

63回目の訪問

人間という者は生まれてから誰もが「それなり」に頑張って生きているものだ。

だから私は辞めた。

サウナでは頑張らない。

仕事終わってサウナに来たのに頑張りたくない。

しかし、たまに極限まで追い込みたい時もある。だから正確に言うと仕事終わりのサウナは頑張らない。いや仕事終わりでも金曜日なら頑張りたい。最上段に行って、冷たい水風呂に入って、冷たい夜空の下で外気浴したい。

すなわち何が言いたいのかと言うと、サウナの入り方なんて、その日の気分で決めれば良い。周りの目は気にするな。

「あの人さっきから最下段で3分入っては出てを繰り返してるよ。水風呂も一瞬だし、しかも内気浴。サウナハット被ってるのに。」

そんな冷ややかな目ウェルカム。

周りの目なんて気にするな。
サウナまで来て誰かと比べるな。

仮性包茎だって良いじゃない。

俺はもうNIRVANAにはなれないんだ。
そうだまさにNEVERMIND（気にするな。）の精神だ。

そんな私は今宵は極度に頑張らないと決めていた。

一緒に来た友人のさばーんも炭酸泉に1.2して以来30分くらいずっと浸かっている。一体彼はいつになったらサウナに入るのだろうか。

偶然したくじらさんも2セット一緒にセッションしたらいつの間にかいなくなっていた。

なるほど、彼等は既にその領域にいる。

私も少しだけだが大先輩方に近付けた様だ。
（別に近づきたいとは思っていない。）

そんな私は常に最下段3分、水風呂10秒、内気浴を繰り返したのだが、これが非常に素晴らしい体験だった。

私はこれを「ミニマルサ活」と名付けたのだが、サウナの三原則をミニマルにすることにより一定の高揚感が永遠と続くのだ。

適度な高揚感を得ながら内気浴をし右を向くと浴場の洗い場が見える。　

蜃気楼（正確には湯気）に包まれた洗い場の照明が非常にノスタルジックで空間を演出する。

これからAKCに来る人にオススメしたい。
外気浴も良いが浴室内に2脚ある内気浴用の椅子に酩酊としながら座ったら右を向いて欲しい。

そこには哀愁しかない。

許されるなら撮影したい。

私が死ぬ瞬間は絶対にこの風景がラストの家族シーンの前に登場して欲しい。

そのくらいのスケールの話を私は今している。

Viva La Revolution.

Dragon Ash万歳！！