塚原から風呂(からふろ)
その他 - 香川県 さぬき市
その他 - 香川県 さぬき市
すごいサウナに出会ってしまった。高松でうどん食べ歩きも苦しくなり、1人離脱して一際謎めいていた塚原から風呂へ。
高松駅主要部から30分程度のところにそこはある。
空(から)風呂というのは普通のサウナとは異なり、今からおよそ1300年前に人の病気を治すために造ったものらしく、豊島石の石室で石と石の間を粘土で固めた古墳を彷彿させる。
風呂は午前10時と午後16時に営業日は毎日たく。(この時間は抑えるポイント)
ストーブではない古くからの方法とは、まず松葉を石室の中でたき(かなり火の勢いがすごい)、次にぬれむしろとぬれごもを交互に重ねて、塩をまき、さらにその上にむしろを敷き、しばらく戸を締め蒸しておく。炊きだしてからおよそ2時間を要する。
直後はなんと160度。たく前だとおよそ100-120度(温い方で80度)に落ちる。
直後はあまりにもあついので、頭を守る頭巾や手ぬぐい、体を守る毛布を身に纏い、座布団をもち、貸してもらえる草履をはいて入室する。拷問といえるほど熱いのだが、慣れてくるとたまらないらしい。(今回は時間がなく一番風呂は楽しめず)
そして座布団に座るだけでなく、座布団を枕にして寝っ転がっても良いらしい。常連さんは半々の印象。
少し温いタイミングだとあえて毛布を身にまとわず入室しその熱さを楽しむのが良いらしい。つまり炊出し前の時間は温くなってるので毛布なしでもいける。
実際やってみると、肌を燃やすような暑さも我慢できる。むしろ、その熱さが心地よく汗が一気に吹き出す。
毛布では直接的な熱さはないがそれでも十分ほど熱い。ただ熱いのだがストーブと違い我慢できるしそのものが気持ちよく長く入ってられる。
これだけサウナに入っているが新しい感覚も重なりとても気持ちが良い。
歴史があるのだが、近代サウナと同様、中世頃から楽しまれており、江戸時代には武士もよく利用されたとのこと。
水風呂はないのだが水シャワーが設置されている。流して休憩所や外の喫煙用に置かれたベンチで外気浴するのもよし。常連さんシャワーなしでそのまま横になって休憩をひたすら繰り返してた。
水風呂がなくても心地よいなんてはじめての体験。また時間によって異なる温度を楽しむし、それぞれの良さがあるなんて。。
今はコロナにより入室は限定的だが、今度一番風呂目的にぜひ再訪したい。これは唯一無二であり、他にもあるならぜひ行きたい。
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男
はじめまして😊コメント失礼します🙇♀️ ここ、ずっと行ってみたくて今月行く予定にしていたのですが、諸事情で行けなくなったため、サ活を読ませていただいて疑似体験ができました🤤最古のサウナ、味わってみたいです🤤
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