まり子

外観は昔からある地元の銭湯。
入口すぐにある番台には入浴人数を示すあひるのおもちゃ。
クリーム色に塗られた壁はほどよくあたたかく、番台の隅に置かれたレコードプレーヤーからはチルな音楽が流れるイカした銭湯。

風呂の神殿。
サウナの温度は高くないけど(80度ないくらい)湿度が高くてしっかり汗をかける。アロマの香りがよく、いつまでもいたい。時計がなく砂時計で時間を測ったけど、落ちていく砂を眺めて汗をかいていると頭の中の余計なものが削ぎ落ちて大事なものだけが残る。
サウナ室内にテレビはなく抑えたボリュームで流れるヒーリングミュージック。
大きな窓の開けた席は明るく眼下に見える世界がとても良いものに感じられて自分も頑張ろうと思える。

水風呂は15度と低めだったけど浸かると冷たい感じはなく軽い肌ざわり。深呼吸を3つもするとガツンと肌が冷たくなる感覚。足の先が冷たくなるまで10回数えて深呼吸し石のベッドに横になると30分ほど記憶を飛ばしていた。

次回は長い休憩を入れずサウナと水風呂を交互に試してみる、という覚え書き。
「サ道」を読み終わったので次は何を読もうかな

遅ればせながら館内のカフェスペースに書籍が多くあることに気づいた。
読みたいと思っていたサウナ関係の書籍がたくさん！

またしても通う楽しみが一つ増えてしまった。