ファンタジーサウナ&スパおふろの国
温浴施設 - 神奈川県 横浜市
温浴施設 - 神奈川県 横浜市
記憶が正しければ、中二の時である。
色々と悪さや甘酸っぱさを覚える中二の夏の頃、背中にある【ヤル気スイッチ】を強引に破壊したのが原因か、はたまた単なる不衛生なのか?
兎に角、破壊したヤル気スイッチの辺りに出来た背中の出来物が爆破を起こして穴が空いたのが、奇しくも左足に広がる奄美大島が消え去るのとほぼ同時に発生した・・・
病院行けば?
いつもなら、風呂行けば?と冷たく放つ嫁のタラコ唇からは毎日こうである。
奄美大島で通う事約三週間の不活を終えたばかりである。
出来る事なら行きたくは無い・・・。
そんなこんなで誤魔化してスイッチ跡は何とか絆創膏で覆える程の穴になってきた!!
もはやBB弾で撃たれた程度である!!
そして、行かざる得ないのはサウナである。
サ室
100度
水風呂
体感17度
pm20時
ヤル気スイッチONに入りっぱのサウナーがサ室前にワラワラ集まっている。
何故ならば、集会である。
中二の夏、すでにヤル気スイッチをぶち壊した先輩に連れられ行った『黒い皇帝』の集会とはいささか違うが、漢臭が漂う雰囲気は同じである。
そう、本日サウナ集会が開かれているのである。
元サウナ皇帝がその彼等のスイッチを一人一人入れていく。
もはや席確保の為10分前にはサ室入りも辞さない覚悟のサウナー達!!
勿論彼等の背中のスイッチはONである!!
既にスイッチをぶち壊し、そこは穴となった私めにこの熱波を浴びる資格は無いだろう・・・。
乳歯から生え変わる歯の様に、人生の八割方を生きた今、ぶち壊したヤル気スイッチの生え変わりを強く願い家路に着こう・・
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