中延記念湯
銭湯 - 東京都 品川区
銭湯 - 東京都 品川区
日曜11時入店。世田谷通り走るバスから環七走るバスに乗り換える。タイミング合えば便利ルート、外せば陸の孤島で30分くらい待つ羽目になる一か八か枠。今日は完璧なタイミング、すいっと長原バス停で降りて小さな商店街をトコトコ徒歩5分。
受付の台に下駄箱の鍵を置きサウナお願いしますと千円札渡す。おつり530円リターン、つまり470円でサウナ含む。タオルはつかず借りられるか聞くと小タオルをどうぞと渡される。なんとこれも無料。ありがとうございます。
脱衣場に入るといきなり視界に飛び込むのはレーシングカーを模した乗用玩具。脱衣場から見て右に浴室、左に露天…じゃないのか、外気浴スペース。きょうは天気が良くてあのスペースも気持ちいいだろうな、亀もいるらしいしな、しかし後ろに予定ありなので本日は浴室のみでお邪魔します。
浴槽の背景は中島画伯の富士山。の宙に何故か豆絞り手拭い頭に乗せた風呂人と地球が手と手を取り合っている絵が描かれている。謎だが愛敬。洗い場コーナーには泡で出てくるシャンリンボディソ備えあり。聞けばドライヤーも無料という。500円玉1枚あるいは回数券1枚ポケットに入れてくればいい銭湯。生活者の味方だね。
ご自由にどうぞなサ室入室。そうだここはスチーム。真っ白で蒸気モクモク。湯気湯気で見えるわけもないからなのか、計測機器皆無。もちろんテレビもBGMもあるわけがない。プラ椅子5脚。入店から退店まで今日もぼっちサ室。スチーム、ちょろいけど悪くはないわねと思いきや、後々ここで度肝を抜かれることになる。
水風呂20度、ゆるめバイブラ。外気浴は洗い場の椅子で。ひと通り浴槽を眺め、噂の電気マッサージ風呂へ。鍵もスマートバンドも金属類も全部外し、準備万端腰からバシャッ。グワングワンとリズミカルに押し寄せるでんき。謎の痺れ。
すみません、自分を過信しました。このレベルになど至れていない己の甘さを痛感。でんきのでの字さえ語れないレベルのくせに知ったかぶって。秒で逃げます。
膝をついて泣き完敗する恐ろしい電気マッサージ風呂から逃げ、噂の湯とんへ。結局何が何だかよく分からなくて受付のお父さんに聞いたら「トントンたたくマッサージャーついてたでしょ?湯のなかでトントンたたくお風呂だから湯とんっていうみたいよ。名前に因んでお客さんが豚の絵とか人形とか置いてってくれてね」.と豚の人形ブヒブヒ鳴らしてくれる。そうこうしてるうちにスチームサウナの怖さが書ききれない!2巡め3巡め、ブシャーという激しい音とともに激しい蒸気に襲われ、いてもたってもいられなくなるハードコアスチーム。情熱!熱風!セレナーデ!から西小山へ走ります。
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