高砂温泉
ホテル・旅館 - 北海道 旭川市
ホテル・旅館 - 北海道 旭川市
急用で単身旭川
用事はあっさり片付いたので多分初めての高砂温泉へ
唐突に世代差が大きい話でアレだけど
こどもの頃、家にテレビは1台だった
家族はみんな同じものを見るしかない
父親が居れば19時は「NHKニュース」
小学生も「水戸黄門」や「国会中継」を見たし
おじいちゃんも「ウルトラマンレオ」を見ていた
歌番組で演歌が始まってもチャンネルを変えたりしない
若者向け、子供向けのドラマってほぼ無くて
ドラマ=大人の世界だった
大人は頻繁にラブシーンをする
空気を察知し
「て、天気予報やってないかなぁ」と言いながら
素早くチャンネルを変える父親
悲しいかなリモコンは未だ無いので
チャンネルに手を伸ばさなければならない
父親とテレビの設置場所は大概離れているものだ
そうこうしているうちに「ラブ」は始まってしまったりする
こっちが本当の「多様性」だと思う
大人のドラマを見ていたので
憧れる女性もオトナのオンナが多かった
大原麗子、酒井和歌子、松坂慶子(敬称略、五十音順)
そして僕の一押しが篠ひろ子だった
小学生らしくて清々しいじゃないか
高砂温泉やっぱり初めてだった
来てたら忘れる訳ない!
未訪の方には元気なうちに行く事をおススメする
まず脱衣所に入ったとたんに
「サウナ観」が変わるだろう
サウナ=アミューズメント
アミューズメント=動物園
隣り合った脱衣所とサ室がガラスの壁で仕切られている
なぜ?ここがガラスである必要があるのか
双方向からまるっと丸見えだ
動物園のゴリラの展示
人間がゴリラを見ているようでいて
実はゴリラが人間を観察しているんだよアレは
椅子に座っている分、サ室側が少しだけ人間っぽいだろうか
実際サ室に入るとテレビはあるものの
脱いだり、着たりしている人間に目がいってしまう
正直、飽きない
「お!ご立派!」とかさ
旭川の古い施設はどこもサウナが広めだが
ここも広くて独自の湿気が満ちている気持ちイイサウナだ
流す汗の量と息苦しさが全然比例しない
浴室も凄い
数えきれない大小の浴槽、プール、すべり台、とどめに灯台
遊び心と自己満足が切磋琢磨しているな
短い階段を上り下りし低い通路を潜り抜けると
絶景の露天スペースに出ちゃった
「ブラボー!!」だ
難しいことは判らないけど
今なら建築関係の法規で作れないと思う
もう一度言う「ブラボー!!」だ
湯冷ましで館内をフラフラしていて不意に再会した
やっぱりキレイだ
行って見て!行かなきゃわからんと思います。ちなみにジュークボックス。ダウンタウンブギウギバンド、篠ひろ子と来てその隣は梶芽衣子でした。あ、写真あげられないなりー。
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