仁岸湯
銭湯 - 東京都 江戸川区
銭湯 - 東京都 江戸川区
「わたし、銭湯スタンプに取り憑かれているんだが…」というLINEを送ってくるヌシ5に、
「大丈夫。あんたはそれがデフォルトだから」と返信。
その取り憑かれ具合を一回、見とこうかと、江戸川区はしごサウナに行くことに。
あづま浴泉→仁岸湯のはしご予定でしたが、
先に到着したヌシ5から「あづま浴泉は今日、サウナ休止中」との連絡が入り、
わたしは仁岸湯へ直行。
16時頃IN。
おぉっ。すごい賑わいだ!
特に人気の炭酸泉には、地元のマダムが集まっている。
薬湯はハッカ刻み。
刻まれたのだろうハッカが布袋に入れられて浴槽に沈んでいる。
やわらかい香りに癒される。
サウナは2階。
階段上がってすぐに3人ぐらい入れる水風呂と、2人掛けのベンチが2つ。
サウナキーでサ室IN。
10人ぐらい入れるのかな?思ったより広い。
場所取りのタオルを見て、こりゃなかなかの個性強めのメンツだろうな。と予想。
予想した通り。
ビニールのポンチョみたいなのを腰に巻き、鎮座。
氷を持ち込み、ジュルッジュルッ。と常に水分補給。
観察していると、そのうちの1人のマダム、明美さん(仮名)に「それ、受付で売ってる帽子?」と聞かれ、
「サウナハット のことですか?受付で買ったのではなく、つくってもらったんです。見て、米って書いてるでしょ?」と言うと、一同シーン。
「わたしタオルで十分。だって、なんかサウナに帽子って恥ずかしいもん」と言われたので
「へぇー。恥ずかしいとか考えたこともなかった。サウナハットかぶってみればいいのに」と返してみた。
ここまで文章で見ると、バチバチに聞こえるかもしれないが、現場はいたって和気あいあいとしていたのでご安心を。
サ室の温度計は96℃をしめし、たしかに熱いんだけど、10分ぐらいゆっくり入れる。
そして、水風呂も20℃こえてると思うのですが、なんだかやわらかくて気持ちよい。
うまく言えないけど、トータルバランスがいいのだと思う。
5セット堪能。
帰りにヌシ5と韓国料理を食べる。
そういえば、わたしが仁岸湯に来るときに、スーパーで買ったいちごを、ヌシ5が帰り道にしきりに欲しがり、家人の好物ならお土産にあげようかなと思い、「家人、いちご好きなの?」と聞いたら、「別に」と言われたので、「絶対にあげません」とビニールの口をギュッと強く掴んだ。
あげたピータンを口に入れときなさい。
そして、スタンプに取り憑かれた女は、1人別の銭湯へ向かって行った。
あんた、今日、何軒目よ…。
わたしは彼女の末路を案じている。
女
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら