地図からサウナが探せる！

三ノ輪改栄湯

銭湯 - 東京都台東区

NORI

2025.01.13

5回目の訪問

3連休の最終日は、浅草吉原散歩→改栄湯へ♨

ホームの湯どんぶり栄湯や台東銭湯巡りの途中、吉原周辺の地形や歴史の痕跡が気になっていたが、今年の大河ドラマ「べらぼう」の舞台は、その吉原。

ならばと、吉原の遊廓専門書店カストリ書房の渡辺さんにご案内頂く、浅草から吉原まで歩く、歴史散歩ツアーに参加し、一汗かいてから銭湯に行くことに。

待乳山聖天のセクシーな大根の紋を見ながら大根を供え、お金持ちの江戸っ子は舟で吉原に向かったそうで、その水路である山谷堀の跡を辿り、堤柳泉の前に立つ、見返り柳へ。

更にうねった道の奥にある吉原大門を通り、引手茶屋や女郎ではなく、今は様々なユニークな名前のソープ店が並ぶ仲之町通りを進み、台東区が作った大河の主人公である蔦屋重三郎の書店「耕書堂」を模した店を横目で見ながら…

ツアーのゴールは、吉原の奥を抜け、ツアーガイド渡辺さんのお店のカストリ書房。ディープな本やグッズを眺めて土産を購入。その後皆さんとは別れ、ソロで三ノ輪に戻り、大河に出てきた遊女の投げ込み寺「浄閑寺」（改栄湯のすぐ近く）で遊女たちのお墓に手を合わせ、散歩は終了。。。

実際歩いてみると、遊郭跡の真四角の地形や、湯どんぶりのある日本堤も吉原へ行く道中にあることと分かり、長年の謎が解けたかのようスッキリした気分でそのまま改栄湯へ。

夏からの多忙による累積疲労のせいか、最近、高温サウナ→強冷水風呂と温度差があると、寒暖差で湿疹がでるようになり、サウナは引退か？なんて思っていたが、年末年始と連休で体を休めたせいか、改栄湯の100度超えアチアチサウナからの潜れるよく冷えた冷たい水風呂でも、何もでずホッと。

あいかわらず、女湯はととのい椅子が通路に縦に並び、休憩が落ち着かないが、それ以外のサウナと水風呂の気持ち良さ、ジャズが浴室に流れる綺麗な浴室、超軟水のシルキー風呂や炭酸泉は、下町のラグジュアリー風呂を謳うに相応しい素敵空間。

男湯は連休最終日だけに、サウナ待ちでロビーに人があふれていたが、女湯はサウナは待ち無く、湯浴客で賑わう。
この辺りに、銭湯が多く残っているのも、歴史的背景による地の利もあるだろうし、今も人気銭湯が複数あるのは嬉しい。

べらぼうブームで、周辺の飲食店も実際にお客が増えているそう。
吉原に近い銭湯は、堤柳泉、鶴の湯、湯どんぶり栄湯、有馬湯あたりだが、少し離れた台東区の下谷浴場組合の銭湯（改栄湯、萩の湯、寿湯、白水湯など）では、1湯に2回行けば下足札キーホルダーがもらえるデジタルスタンプラリーも開催中。

萩の湯で先日頂いたけど、景品が可愛いくて、これは集めたくなる危険なラリー（笑）でも、コンプリートは流石に無理かなー？