玉の湯
銭湯 - 東京都 杉並区
銭湯 - 東京都 杉並区
お仕事の帰り道
鉛ほど重くガメラの影の様に大きく黒い雲の下に入った
気圧の影響だろうか 何だか眠気に襲われた
酸素濃度が低下しているんだろうか
前はもっと鈍感だったのにな
などと考えていたらパタパタと雨が落ち
雷鳴が響いた
ああ、これダメなやつだ…
後ろからガッシングシャワーの縄を次々と引きながら追いかけてくるジーニーみたいな雨だった
たまらず逃げ込んだ阿佐ヶ谷の玉の湯
僕が西荻に住んでいた頃に心底惚れ込んでいた銭湯も名前が玉の湯だった
そこから戎に行くのが好きだった
近くに駄菓子屋があるのも何だか良かった
しかしある日突然マンションに変わってしまった
絶望と共にうちのタマ知りませんか?
とウロウロしたのは秘密だよ
素敵なタマがいっぱいいるけど
阿佐ヶ谷のタマもとても素敵だったニャ-
ボイラー室を覆うコンクリートの壁がまた古くて心配になる格好良さだった。
雨に濡れ、色が変わっていた
マルフクの看板がとても似合いそうだった
屋根には青い瓦
秀和レジデンスボーナスポイント、まあこちらの方が先だと思いますが
なんて眺めてたらびしょ濡れになった
料金を払い暖簾をくぐる
この瞬間が好きだ
格子天井の広い脱衣場
窓の外からは烈しい雨音 ショパンではなくラフマニノフみたいだった
贅沢な雨宿りだ
浴室には伊豆の風景と富士山のペンキ絵
天井はとても高く、水色が塗り重ねられ海の中の様
浴槽はジェットとバイブラがある熱いお湯(とても熱い!)
じっこうのぬるゆ、水風呂はとても広かった
サウナ室は遠赤外線ガスストーブが設置してあり100℃を超えていた。ヒノキの良い香りがした
扉のガラスからは富士山が見えた
上段に座るとさらに熱い 音の無い空間で汗をかく
水風呂へ
19℃位で常にオーバーフローしている
透明で綺麗だった
循環やチラーによる温度制御はないが、絶え間無く補給水が掛け流されてバイブラが心地良かった
補給口からの地下水はとても冷たい
タイルを見ると成分の付着が見られない
鉄、マンガン等をあまり含んでいないのか
飲用適いけそうな気がした
すぐ横にベンチがあり休憩
浴室の風景を眺めていた
何気無い会話が行き交う空間
タイルもカランもピカピカだった
こんな日常を愛さずに一体何を愛せというのか
良い湯だったー
外へ出ると雲の陰から太陽が顔出していた
天気も僕もととのったみたいだ
秀和ブルーの玉の湯さんで雨宿りだなんて、すてきな時間🌈阿佐ヶ谷はリアルに産湯をつかった場所だし👶🍼神楽坂の第三玉乃湯さんが、こちらのご親戚と知ってから気になっています♨️そういえば小杉湯〜天徳泉へ歩いてた時に道を尋ねられたのも玉の湯帰りのおじ様だった🚶♀️西荻の雑貨屋でバイトしてた頃に幻の玉の湯さんへ行ってみたかったです。
ゆげさん、トントゥありがとうございます!阿佐ヶ谷っ子ですか🎋僕も阿佐ヶ谷ではいつも道迷います。秀和シリーズのファンで写真集買おうかと思ってます。雑貨屋さんいっぱいあって楽しいですよね。僕も何か買ったかも。幻のタマはとっても美人な銭湯でしたよ♨
わー懐かしの銭湯シリーズだー♡昨日の雨(比喩に感動😍)に遭遇しちゃったんですね。西荻のタマも戎もご縁がなかったけど、♨️無し時代の荻窪と近い!というだけで胸騒ぎだニャ- 。「こんな日常を愛さずに〜」にまたしてもへむへむとやられました…(タイルで水の含有物判別するところもニャ-w)
ネコさんトントゥありがとうございます🐾ずぶ濡れドッグでしたよう。荻窪の教会通りが好きでした。藤の湯も閉店してましたね。裏の壁に書かれたレッドロビンという文字が気になってます。温泉だと成分表あるけど、井水だとカンと想像が頼りです笑)日常が戻り当たり前の風景が嬉しくなったワン
神楽坂の三玉さんと親族なのですね♨️そして第一は西荻にあったなんて。三玉は、新規訪問を続ける自分の中ではすぐに再訪シタイ先の一つなのですが、造りは違ってもこちらも同じ風情がありそうですね♨️✴️実は杉並区は世田谷区と共に未湯エリアなので(と言っても銭湯サ活はまだ60軒ぐらいの初級者ですが)すぎなみ銭湯にいつ入りに伺うか、今からワクワクしています(元中央沿線民なので沿線街は全てエンジョイ済み♬)素敵なサ活をありがとうございました♬
フロ㌧ありがとうございます!こちらのタマはサラリーマンから転身した店主が営んでいるらしく、苦労と工夫の跡が素敵です。替わり湯の貼り紙一つとってもほっこりしますよー♨60軒は初心者じゃないですよ!(笑)
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