東上野 寿湯
銭湯 - 東京都 台東区
銭湯 - 東京都 台東区
祝日 晴天 通常利用
館内滞在時間 12:25 〜 14:50
入泉時間 昼の部 12:30 〜 14:20
入泉プログラム
昼の部 (12 × 4) M (2 × 4) G (10 × 4)
本日のビール 缶ビール(350ml) 3缶 他
本日のメインディッシュ〝蒸しサんぽ〟
ニュー大泉での朝ウナを楽しんだ後は、近くでコーヒーを飲みながらサ活の投稿をアップした。突然に午後からの用事がなくなってしまい、空いた時間を埋めてくれる場所を求めて歩きはじめた。
乾いたコンクリートジャングルの狭間に佇むオアシスのような銭湯を訪ねるのは、かれこれ5年ぶりくらいになるだろうか。表向きはあの頃と変わらない姿で出迎えてくれたが、空きの少ない下足箱が当時とは違った忙しさを表していた。
受付でタオルとサウナキーを受け取ると、混み合う脱衣所で他人を気にしながら支度を終えた。老舗銭湯には、オーセンティックな BARにも似た心地良い緊張感がある。地元の常連客の邪魔にならないようにレトロなカランで身を浄め、内湯に浸かり浴室を眺める。高い天井に響き渡る風呂桶の音や、微かに聞こえる女湯の賑わいは、古き良き銭湯ならではの効果音だ。
そんなBGMに気持ちを昂らせて向かったサウナは、思いのほか混んでなかった。遠赤外線サウナストーブそばの最上段に座ると、チリチリと唸りを上げる熱源と正面から対峙する。かなりのハイパワーを全身で受け止めると、無数の毛穴から汗がにじみ出てくる。それでも息苦しさを感じないのは湿度設定の妙義であろうか、気が付けば12分計が一周しているほど快適だった。そんな自然体の蒸し行程を終えると、露天にある水風呂への扉を押した。
黄色いケロリンの風呂桶で掛け水をしてから入った水風呂は、冷たさよりも優しさを感じる下町情緒ある肌触りだ。いつまでも入っていられそうな水風呂のあとは、ビルの隙間に四角く切り取られた青空を見上げながらの外気浴。肌を撫でる春風にも温もりがあり、世の中の嫌なニュースを忘れさせてくれる。
大衆銭湯には珍しい塩サウナや露天風呂を満喫すると、番台前の休憩所に座り缶ビールで渇いた喉を潤した。せっかくなので昼めしがてらに浅草まで散歩でもしてみようと入った路地裏で、今回の〝蒸しサんぽ〟にピッタリの飲み物を見つけた。目にした看板のインパクトに引き込まれるように飛び込んだ店で〝むし〟を思わせるサイダーをテイクアウトした。
「めっちゃタガメサイダー」
まるまる一匹のタガメの塩漬けをしゃぶりながら下町散歩を楽しんだ、浅草裏通りの昼下がりでした。
男
タガメサイダー!? 味の想像が付きませんね😅 アメ横に昆虫食の自販機があるので、機会があれば蒸しサんぽついでにお試し下さい😙
モノ好き!こんなものが存在してることを初めて知りました😅
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