吹上温泉保養センター 白銀荘
温浴施設 - 北海道 空知郡上富良野町
温浴施設 - 北海道 空知郡上富良野町
日曜日 曇天 通常利用
館内滞在時間 10:55 〜 13:45
入泉時間 昼の部 11:00 〜 13:05
入泉プログラム
昼の部 (15 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
本日のビール 缶ビール(500ml)3缶
本日のツマミ 豚さがり弁当
本日のメインディッシュ 〝アップダウン〟
三か月前の肌を刺すような冷たさを感じない人影まばらな旭川空港へ降り立った。各航空会社の北海道への減便が相次いでいる中、運良く私の予約したフライトは対象とはならずに到着できた。空港から上富良野駅に向かうバスからの景色は、三月でもあたり一面の銀世界だった。それでも積雪の厚みや木々の芽吹きが色づき始めた様子を見ると、春はもうそこまで来ている事を感じながら北の聖地を目指した。
駅前でタクシーに乗り換えて目的地まで向かったが、白樺が自生する山道を進み、標高が高くなるにつれて前回の記憶が蘇ってきた。雪が厚みを増してくると、見覚えのある三角屋根の建物が目に入ってきた。屋根からはツララが伸びていたが、言い換えればその長さが冬の終わりを告げているようにも思えた。
まだ雪の残る季節に再び来られた喜びを胸に大浴場に足を踏み入れると、前回と同様にヒバの香りが出迎えてくれた。まずは身を浄めてから大きな窓ガラス越しに自然光が注ぐ岩風呂で冷えた身体を温めた後は、あの日以来一日たりとも忘れる事のなかったサウナの扉を開けた。
サウナストーブ前の窓際に腰を下ろして外の景色に目をやると、にびいろの空と雪肌から湯けむり舞う内風呂へのグラデーションに引き込まれてしまう。まばゆさとサイレントが織りなす世界の中で目を閉じると、自分の肉体が自然界の一部分である事を実感できる。ゆっくりと時間が流れているのに時が経つのは早いという不可解な矛盾で遊んだ後は、凛と澄んだ水風呂で火照った身体を冷ました。雪解け間近の季節は雪の表面が硬く、新雪の時期の雪ダイブとは違っていた。それでも外気浴の心地良さは唯一無二で、他では得られない悦びで満たさせた。
上富良野駅前の有名精肉店で名物弁当を持ち込んでおいたので、休憩所のテーブルと電子レンジを借りて、前回のカップラーメンとは違ったご当地グルメを味わった。
つまりは、サウナ上がりに豚さがりを食べて気分が上がった昼下がりとなった。
この後、サ道に出ていた「四條食堂」へ行ってみたが休み。宿泊先の「 omo7 サウナプラトー」にチェックインしたが、お客様の安全第一の為にサウナ施設は営業を中止していた。最後はテンション下がって終わった旭川だった。
男
血圧のアップダウンは気を付けて下さいな。
旭川残念ですね!ぜひまた北海道へ!
〜まばゆさとサイレントが織りなす世界の中で目を閉じる〜 素晴らしい表現力に、整わせてもらいました🤤 北海道経済に貢献する姿勢にも🍻
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