サウナリゾートオリエンタル赤坂
ホテル・旅館 - 東京都 港区
ホテル・旅館 - 東京都 港区
平日 曇天 通常利用
館内滞在時間 14:10 〜 17:05
入泉時間 昼の部 14:15 〜 16:25
入泉プログラム
昼の部 (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール ビタースタウト2杯 他
本日の昼サ飯 四川ごま辛味だれ餃子
本日のメイン 〝 猟奇的ロウリュ 〟
今夜は赤坂での忘年会の前に、ひと汗かこうと気になっていたサウナにやって来た。以前にも何度か利用したことのあるサウナだが、ロウリュを受けるのは初めてだった。
券売機で3時間利用のチケットを購入し、私の経験上では一番狭いと思われるロッカーで、他人の汗ばんだ肌と接触しながら館内着に着替えた。タオルを手にして向かった浴室には、思いのほか年齢層の高い紳士たちが多く見られた。浮世絵柄の扉で仕切られた立ちシャワーで全身を清めてから向かったサウナは、こじんまりとしたサ室ではあるがセルフロウリュできるので高温高湿なセッティングとなっている。
とても落ち着いた雰囲気の中で蒸し終えると、都心では珍しいシングルの水風呂にて急冷工程に入る。これまた水風呂としては他では見ない乳白色をしているので、水深が分からず注意が必要だ。足元を探りながら水風呂に入ると、すぐに爪先から狂気的な冷たさが伝わってくる。さらに壁にあるボタンを押すと頭上から打たせ湯が落ちてくるが、その水が温かく感じてしまうくらいだ。
人少ない浴室を楽しんでいたのだが、16時のロウリュを前にすると客層が一変した。どこからともなく大勢の若者たちが押し寄せてきて、狭いサ室内は満席になった。
ここのロウリュは、パネッパの井上皇帝率いる「熱波道」の公認とあるだけに期待していたのだが、私には合わない熱波だった。イベント的要素が強いというよりも、ロウリュ本来の意味を覆すような熱さだった。最上段で身体をうずめて1回目こそ耐えたが、2回目となると全身をヤケドするほどの蒸気が襲ってきた。堪らず逃げ出してしまったが、客を追い出す事を楽しんでいるようなスタッフの姿が残念だった。
その猟奇的なロウリュを楽しんでいる若者たちもいたが、オジサウナーには痛みと悲しみだけが残ったロウリュだった。井上皇帝の熱波への本当の思いは、門下生たちには伝わっていないと感じてしまった。
とても残念な赤坂サ活となったが、忘年会の食前酒として赤坂サカスで生ビールを飲んで心を癒した夕暮れの赤坂でした。
男
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