神代湯
銭湯 - 東京都 調布市
銭湯 - 東京都 調布市
ジムで走って軽くサウナした後に、よし!二軒目行こう。週末の貯金だ!準ホームになりつつあるこちらに。
チャリ爆走で、かなりスピーディに乗りつける。受付で回数券とサウナ代260円と靴箱キーを、引き換えにタオルとロッカーキーを渡される。前は自由に選べたのだけれど、ウイルス対策しているのかもしれない。
脱衣所で心を研ぎ澄ませると、人気のない雰囲気。露天でどなたかに遭遇するとギョッとなるから、浴室も指差し確認せねば。ちなみに露天は22時までなのでギリ間に合わなかったが、日替わり湯で土左衛門ごっこしてる女・子どももいないようだし、サウナで死んだふりごっこバカもいない?なんと、はじめての貸し切り!
洗いながら考える。古いいい方に拘れば、やまだかつてないチャンス。おふざけ温座ステージ。さて、どんなふざけを戯れに…と思いにふける。
思い出したのが、浪人時代になぜか余裕かまして、山パンでバイトを超えてパート登録していたあの頃。精鋭のサンドイッチ班では、鬼軍曹を先頭にコンベアを挟み隊列組まされ、マーガリン塗る担から任務に就き、レタスやハムなど難易の高い具材のせ担に。慣れない時期は塗り逃しや剥がし難くて2枚のせなどもあり、小姑キャラの鬼軍曹はコンベア停止、逆走。隊員たちの突き刺す視線、ある時は舌打ちが辛かった。ここで能力開発してもらえたこと、これをバネに受験を乗り切れたこと、山パン収容所にはとても感謝している。一方で、心踊ったのは斜陽産業の海苔巻き班であった。鬼軍曹は私、隊員も私。1時間ほど先輩パートさんに教えていただき、即戦力に。ご飯をマシーンに詰め転がして、海苔でキャッチアンドリリース。ツナや梅のチューブを絞り、海苔を巻いて完成。お腹が空いて仕方がないときには、失敬してもぐもぐタイムも敢行、よく食べた。山パンでありをりはべりなど、暗誦したわ。勉強もした。
そういえばここでは、番号で呼ばれた。マイナンバー制度がまだ産声を上げる前、高井戸工場では既にその萌芽が見られたのであった。
あ、ふざけてないか。さて、何をしよう、裸でスライディング、いつかやりやたかった土左衛門、普段の3倍シャンプー使ってもこもこ泡ヘアセット、桶に乗ってピエールの代用でお湯まで向かう…。なんて考えていると、お客様が。今日はその日ではなかったか。
今日はサウナは完全貸し切り。報ステでは「不要不急」の定義について解説していた。自分の命を守るための行為、例えば、食料がないので買い物に、持病悪化を防ぐため病院に、これが「要」であり「急」であると。それ以外は全部だよーん、と。なるほど、ぐうの音も出ない。勉強になります。ありがとうサウナ!
合計:6セット
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