サウナー駅員

外気浴が無いサウナ。

皆さんはこれをどう思うだろうか。

「サウナがメインなので外気浴が出来なくても別に大丈夫」

「サウナと水風呂からの外気浴が出来ないと嫌だ！」

人それぞれ思いはあるだろう。

私は圧倒的に後者だった。
このスパ・アルパさんに行くまでは。。

札幌で美容室に行ったり買い物をしていると、気づいたら夜遅くなってしまう。

そして家に帰るのがめんどくさくなってしまう。

そうだ、サウナに行こう。

そして辿り着いたのが新札幌駅近くのホテルエミシア内にある、スパ・アルパさん。

高級感漂うエントランス。

ロビーにて靴箱の鍵とロッカーの鍵を引き換えるシステム。

ロッカーが指定されているこのシステムを取り入れてる施設はとても良い印象がある。

広いロッカールームを出て、いざサウナへいこう。

広い。サ室も広い。

奥行きのある綺麗なサウナ。

室内は90℃前後で上段は足を伸ばして座れるほどの広さ。

エントランスからロッカールームから何から何まで高級感があり、自分にご褒美を与えてる感があるサウナ。

自分へのご褒美を与えてくれた自分に感謝すること約10分。

汗も出て気持ち良くなったところで退室。

シャワーを浴びて水風呂へ。

水温約15℃のちょうど良い水風呂が気持ちよくて長居してしまいそうになる。。僕の悪い癖。（杉下右京）

もっと浸かっていたいところ我慢して約1分で外気浴へ。

…ない。

無い。探しても探しても露天への扉が。無い。

終わった。

私は絶望した。

しかし、辛うじてジャグジーの横に椅子が。

はあ…ここで整えるわけないだr…

と゛と゛の゛っ゛た゛あ゛あ゛あ゛！゛！゛

しかも、いつもより深く。周りの音なんて聞こえなくなるくらい深く整った。

私は外気浴でしか整えないとばかり思い込んでいた。
それは間違いだったことに気付かされた。

気がつくと私は、サ10分、水1分、休10分を5セットも繰り返していた。

最高すぎるご褒美を与えられた私に対して、私は更なるご褒美を与えることに…。

パウダールームに用意されていたサウナパンツを履きガウンを羽織ってラウンジへ。

そしてお姉さんに渡す「オロポ引換券」

あぁ…最高のご褒美だ…

そしてすぐに聞こえる「ポンッ」という音。

お姉さんの巧みな手捌きによって外されるオロCの蓋の音だ。

この先のことは言うまでも無い。

ただ言うとするならば、今日も大変良く整えました。

まちなか温泉。

その名の通り国道沿いの街中にある青森まちなか温泉さん。

通算訪問は10回ほど。
ここはなんと言っても、これでもかと言うほどの椅子の数が魅力的。

内にも外にもたくさんの椅子が並んでいて、フルフラットになる椅子まで揃っている。

ベンチで横になる時に周りの目を少し気にしてしまう私にはとても嬉しい施設だ。

そしてサ室が広い。

横に長く天井も高い。
入るととてもワクワクするサ室になっている。

さて今日も広いサ室にワクワクしながら入室。

広さ故に室温はそれほど高くなく感じるが、それでもじわじわと汗が吹き出してくる。
TVの中では出川が口から水を噴き出している。

10分ほど経ち、出川を観続けていたい気持ちと、水風呂に行きたい気持ちが対立するが、私の気持ちは出川よりも水風呂の方が重要だったようだ。

シャワーで汗を流して水風呂に入る。
ここの水風呂の水温は20℃程で長時間浸かっていられる。

冷た過ぎず心地よい水風呂の中で整いかけていたが、
やはり外の風を浴びたいので、名残惜しいが水風呂を後にする。

フルフラットの椅子が空いているのを確認すると、職業病なのかわからないが、椅子を指を差して「ヨシ！」と呟いてしまった。

羞恥心など無い。

確認の励行はいかなる時も重要なのだ。

仰向けになると確信する。

『5秒後に、整う、私。』

5秒後のことは言うまでも無いだろう。

サ10分、水2分、外10分の3セット。

今日も大変よく整えました。

アルパインサウナをご存知だろうか。

ここにいらっしゃるサウナ好きの皆さんならご存知の方が多いと思う。

当然私はご存知…ではなかったです。ごめんなさい。

ということで今日は、日本で唯一のアルパインサウナがある、青森県大鰐温泉の鰐comeさんへ。

大鰐温泉駅からすぐの場所にあるにも関わらず駐車場は広いという最高立地に早くもテンションは上がりいざ入館。

とても広く清潔な館内。
さて入館料は1500円くらいかと思いお札を取り出すとなんと500円。

前回の経験から500円という料金にハードルを下げることは無くなったが、やはり少し不安にはなる。

そんなことを考えながら浴場に入るとハードルなんて消えて無くなっていた。

そうだった、お金じゃないんだった。

さて、くだらない話はここまでにしてサ室に行こう。事前の調べによるとサ室は80℃前後とのこと。

サウナへの扉を開k…
「あれ、熱い。。」

…話が違うじゃないか。。
そう思って温度計を見る。

『76℃』

体感的には110℃かと思うほど室内は熱かった。
高い湿度のおかげで実際の温度より熱く感じるみたいだ。

初めて見るアルパインサウナ。

とても重厚で年季が入っている。

ゆっくり見ていたいが熱い。
とにかく熱い。
5分で出てしまった。

しかし5分で大量の汗をかいた。
吹き出した汗をシャワーで流し近くの水風呂へ。

「ｱｯｱｯｱｱ…」

情けない声が出てしまった。

水温は15℃程らしいが、アルパインサウナのおかげで身体の芯まで熱くなっており、寒暖の差に驚いてしまった。とても恥ずかしい。

さあ、整いに行こう。

広い露天のベンチで横になり目を瞑る。

流れる水音、鳥の囀り、心地よい風。

最高だ…

私は心の中でそう呟いた。
いや、声に出していたかも知れない。
しかしそんなことはどうでもいい。

仕事上のストレスや人間関係の悩み、定期券を無くしたこと。

その全てがどうでもいい。

今はただこうして何もしない事が一番重要なこと。

サ5分、水1分、外10分の2セット。

日本唯一のアルパインサウナ、
その力強さにすっかり虜になりました。

今日も大変よく整えました。

さて、家に帰ったら定期券を探そう。

初投稿です。

ニセコ駅前の綺羅乃湯さん。

入館料が500円という事もあり、期待値のハードルは予め下げていたけれども、このハードルをとんでもなく超えてきた。

素晴らしすぎる施設です。

先ず初めにとても綺麗。
若干潔癖症気味な私が最初から最後までなにも気にならなかった。
これは清掃が行き届いている証拠。

お目当てのサ室は露天に。
ちょうど施設の方がタオルマットを補充しているところだったので少し外で待つと、

「お待たせしました、アロマ水たくさん入れておきましたよ！」と。。。

サウナを楽しんでもらいたい！という心遣いの言葉に感動しながら、いざサ室へ。

室温は85℃前後、
2段L字型で定員は4名くらい。

入った時は誰も居なかったので、
早速セルフロウリュ。
ゆずのアロマの香りにとても癒されるとほぼ同時に刺激的な熱さが！
「これは最高すぎるだろ、、」
サ黙が呼びかけられる中、私は呟いてしまった。。誰も居なかったので許して下さい。。

ゆずの香りに包まれ地元ラジオに耳を傾けて10分。
シャワーで汗を流してから定員1人の水風呂へ。
「これは冷たいっ！」
黙浴が呼びかけられるなk…

セルフロウリュのおかげもあるのか、
体感的にはシングルにかなり近い温度。
肩まで浸かって30秒
そしてすぐ近くのベンチへ。
「整ったぁ…」
黙浴がy…

サ10分、水30秒、外浴10分を3セット繰り返し、
本日のサ活は終了。
大変よく整いました。

入館時に下げたハードルはなんだったのか。
500円でこんなに気持ち良くなれるのか。
いやお金じゃない。
お金じゃないんだな。。
そんなことを学ぶことができた施設でした。
また必ず行きます。