上野ステーションホステル オリエンタル1
カプセルホテル - 東京都 台東区
カプセルホテル - 東京都 台東区
ビギナーサウナーである著者が、ひょんな事から未経験者を指南する事となってしまった。
ことの発端は会社の重役が集まる会議後の歓談に遡る。
普段ほぼ絡みのない専務が話しかけてきたのだ。
「マイケル君(著者)君の評判は聞いているよ、明後日の木曜日に取引先とゴルフがあるんけど一緒に行かない? 夜は接待で多少遅くなるけど、君の上司には言っておくから」
おりしも、その日はサウナに行こうと決めていた日だったのだ。
急な展開に困惑するも、相手が専務なだけに角を立てる訳にもいかず、「是非参加させてください!」と笑顔で答えてしまったのだ。
専務と別れた後、速攻でスマホ天気予報をチェック。
当日のゴルフ場天気は曇り、。
てるてる坊主を逆さに吊るすと雨が降るいう迷信があるが、本気で試してみようかと妄想する。
頼む、、雨になってくれ。。
その後は30分おきに天気予報を確認するも、当然変化なし。
気象庁もそんなニッチなニーズに応えるほど暇ではないようだ。
そして次の日の朝、寝起き一番にスマホ天気予報を確認してみると、、、
現地の降水確率は、、、80%!!!
思わず『時は来た!』と叫んでしまった
俺は橋本真也か、、。
案の定、専務からゴルフの延期の連絡が入った。
これで心置きなくサウナに行けると胸を撫で下ろしたが、話はここで終わらなかった。
木曜日、仕事を終え早速サウナに行くべく帰り支度をしていると、おもむろに専務が現れた。
『あーいたいた、マイケル君、今日は夜の予定も無くなった事だし飯でもいかないか?』
一昨日の件から完全にサウナモードになっていた著者は唐突な振りに、『いや、わたしサウナに行きますので、、』と答えてしまった。
専務はそんな私の意向を歯牙にもかけず『おー風呂!いいねぇ!私も丁度妻に遅くなると言ってたから一緒に行かないか?』と言ってきたのだ。
風呂じゃなくてサウナなんだけどな、、。
と思いつつ、断る訳にもいかず『では一緒に行きましょう!』と答える。
当サウナ迄は電車を乗り継いで4駅、サウナまでの道中、専務は若手の頃、終電を逃した時によくサウナを利用した等の話をしていた。
『飲んだ後の風呂が気持ちよくてね〜』
うん、この人全然解ってないな、、、
と思いつつ
やんわりと、サウナの入り方や、ととのう等の話をした。
専務も興味を持ってくれたようで、『そんな気持ちいい入り方があるの?マイケルくん指南してよ』と言ってきた
はたして、5回目のビギナーサウナーが未経験者をととのわせることはできるのか!?
つづく
続きに期待
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら