男
- 94℃
- 13℃
男
- 96℃
- 14℃
男
- 96℃
- 14℃
男
- 96℃
- 21℃
波が湯の川の浜辺に打ち寄せ弾け
音を鳴らしていた
文献によると初の湧出は500年以上前
幕府だ第何師団だ文豪やらアイヌの黄金やらをも癒してきたらしい
条例では枯渇を危ぶみ原則掘削が出来ない地域
水道局と民間が併せ持つ限られた湯の川の源泉井戸
水道局から分配され、濾過、もしくは循環放出式の施設も多い
その中でも3本の源泉を持ち、100%の掛け流しを誇るイマジンホテルに、僕は来た
バブル期に建てられたとは思えない程格好良くリノベーションされたエントランスを入りチェックイン
ロビーの奥の外デッキには足湯があり、オーシャンビューを堪能出来ます。
寒いから入らない
砂浜に続く道があり、よっしゃよっしゃと向かいましたが
数歩でスニーカーが雪に埋り
やっぱ夏にするべかと踵を翻した。
厚い雲が突然切れ、ウェルカムしてくれてるかのように久々の太陽が見えた
何だか嬉しかった
海を見ながらボヤボヤしてから浴室へ
とっても広くて綺麗で素敵な浴室には100人詰め込めそうな位の内風呂とバイブラの2種類。
無色透明で無臭、薄い塩味で海水の天然水割の様な浴感です。湧出温度は60℃程
館内の暖房やらにも熱交換利用されており
その機構の詳細がなんとも気になる
透明度を生かした白色のタイルの選定や、メリハリのある色調と開放感のある空間も素敵です
もうこれでも満足出来るのですが、この施設の魅力を増幅させてくれたものがある
METOS社によるサウナだ
喉がヒリつくほどのカラカラのドライ
ストーンを載せたストーブにより室内は94℃
ヒノキの羽目板で壁天井を装飾し、ダボ加工を施し、点検口、ガラリも木製で精度が高い。
四隅の収まりも凄く丁寧に作られている。
この街によく見られる地元の工務店が作った様なモノ(これはこれで良いんです)とは全く違う極上のクオリティだった
回し者ではないですからね
なんて感動しながら砂時計を見ると10分なんてとうに過ぎてて
アブ…アブ…と水風呂へドボンした
井水なんて掘ろうもんなら温泉が出てくるここの水風呂は贅沢にも上水をかけ流してくれている
水温は12℃!…流入時は10℃位…⁉
浸食されやがては感覚が消え行く程まで冷えた
ダッシュで着替え部屋のバルコニーへ
波間には湯気が濛々と漂い、重苦しい雲は消え
牛が臥した様な山の麓に
ちりばめられた宝石みたいな灯りが見えた
目を閉じて波に心を任せると
とても心地良かった
皮膚科行くべか…という位赤い模様が肌に出ていた
将軍が白馬で走ったら格好良いんだろうな
なんて砂浜をみながら思った
男
- 96℃
- 21℃
男
- 90℃
- 21℃
- 2019.07.15 20:40 みか
- 2020.08.15 15:53 totonouMac
- 2020.08.15 15:57 totonouMac