地図からサウナが探せる！

山梨日帰り温泉湯めみの丘

温浴施設 - 山梨県甲斐市

ペンギン酸

2022.03.07

1回目の訪問

瑰泉（かいせん）の休息室で『呪術廻戦』を読みながら夜明けを待つ。瑰泉で廻戦。あ、ココ笑うところです。
朝風呂で目を覚まして6時半にチェックアウト。今日はウォーキング最終日なので、あまり交通不便なところには行けない。すると今日の目的地はどうしても中央本線沿いになるわけで。

気がつけば甲斐市に来ていた。去年のウォーキングでもまったく同じコースを歩いたんだよなぁ。廻廻奇譚ならぬ、甲斐甲斐来た。はい、ココも笑うところですよー。

中央道双葉SAのすぐ近くにあるこの施設、なんと言っても景色が最上級。富士から南アルプス、甲斐駒、八ヶ岳までバッチリ眺められる。
ちなみに入館料500円［写真］。これで天然温泉の露天風呂、もちろんサウナにも入れる。
ね、すごいでしょ？

平日の朝からひっきりなしに車が入ってくる。なのに、ほんのり硫黄の香りがする浴室はガラガラ。露天風呂は不感温浴に近く、景色を堪能しつつしっかりと温まれる。そろそろそろサウナにするかとサウナ室のドアを開けると……オジサンがびっしり！　ここにいたのか。
どうやら地元の方のくつろぎスポットになっている模様。道理で露天が空いているわけだ。毎日見飽きた景色をありがたく思える人は少ない。

当館の注意書きは「黙浴」ではなく「大きな声での会話は控えましょう」。だから常連さんが楽しげに朝の挨拶を交わしている。
俺はこれでいいと思っている。黙浴黙蒸が守られていないと憤るのは、ビジターサウナーの贅沢というものだ。地元の人達の楽しみを奪ってはならない。

施設が古いのも難点のひとつ。ゴージャスな瑰泉と比べるのも酷だけれど。入館料500円では設備投資費を積み立てるのもままならないだろう。
だから、行くなら今のうちに行った方がいい。澄みきった冬空のもとで、よそでは決して体験できないものを、心ゆくまで味わうのだ。
世界が待ってる、この一瞬を。

〜

サ飯は少し離れているが、甲府駅前のモリヤで。
スープパスタの大盛はヤバみがあると聞いていたが、結果はご覧のとおり。
八寸(24cm)の皿に突き立てたフォークがずぶずぶと沈みこんでいくのを見て恐怖すら感じた。
量のインパクトもさることながら、味の方も素晴らしいのでおススメ。