地図からサウナが探せる！

千代野温泉

銭湯 - 石川県白山市

キタムーレンミッツ

2021.05.19

1回目の訪問

今日は加賀方面でお仕事。終わってから戻る道中、
どこのサウナにしようかと思案して熟考して千代野温泉に初潜入してきました。

そもそもこんなところに温泉あったっけ？
徳光（CCZ)にみんなむかうんじゃ・・・
とつらつら考えつつ到着。地元感満載の風貌にテンションも上がります。

券売機の存在を忘れ番台のお母さんに直接話してしまって

「次は券売機で買ってね」

と優しくご指導頂いた。大変失礼しました。
サウナ込みで料金は610円。専用のタオルをいただきます。
これがサウナ通行手形になるんですね。

年季をすごく感じますが、嫌な感じは全くありません。
脱衣所と浴室はわりと賑わっていました。
おそらくCCZが休業の影響もあったのかもしれないです。
背面お絵かきの方もちらほら。妙齢の地元老紳士のかたがいっぱいでした。

非常にコンパクトにまとめられた内湯と檜風呂、水風呂の配置。

かけ湯の隣には飲用の温泉。
立派な獅子の口からお湯が出ていますが、透明なホースも一緒に出ており、
遠目には舌丸出しの獅子に見えました。

洗い場で洗体後、一応水通し。おお。冷たい。
金城温泉に似た水質に感じました。飲料用の水は別の場所で流しっぱなしで飲めました。
体感15度くらいかな。

ついにサウナ室へ。誰もいません。良いです。
温度計は108度を指していましたが、明らかに108度以上の体感です。
この感覚は・・・ジートピアの高温サウナに近いです。
なのでおそらく120度くらいあるのかもしれないです。
サウナ室が6〜7人キャパなのでジートピアより狭い分、熱量もかなり激しくきます。
正直10分持たずに7分程度のセットを繰り返すことになりました。
低湿高温にぶん殴られた気分です。

ふらふらになりつつ、かけ湯からの水風呂。
ちょっと待って。最高じゃない。これ。
2分近くじっくり冷やして、浴室ベンチで休憩。

1セット目から大量のあまみがでました。

これを4セットで完全昇天しました。
石川県でここまでの昭和ストロングスタイルのセッティングが味わえるとは。脱帽です。

古いとか、臭いとか、設備とか、なんとかとかそんなのどうでもよくて、
（もちろん好きですけど）
もうなんか、改善とかそういうのじゃなく、
このままこれがずっと続いてもらえればしあわせだなとおもいました。

地元の常連さんのご迷惑にならないように、末席で楽しませてもらうくらいがちょうどいい。
折を見てまた定期に必ずおじゃまします。