利世館
銭湯 - 神奈川県 横浜市
銭湯 - 神奈川県 横浜市
仕事帰り自宅近くで新規開拓。
雨が降りこの季節としてはかなり肌寒い。
外気浴ができない、チラーがない銭湯サウナでも
この気候ならそれも良いだろうと思える。
曙町の風俗街のど真ん中の立地と言ってしまうと
躊躇される方もいらっしゃるかもしれませんが
イセザキストリートから一本路地を入ってすぐなので
そこまで抵抗感はないと思います。
80年代初頭に建てられたと思えるビル型銭湯は老朽化を否めませんが熟成されたいい味が出てます。
浴室はレンガ調の壁がシック。レトロモダンブームで
木彫の暖かみのある建築が流行してますが此方は幾何学的アールデコなモダンの装い。
カランは銭湯マークが描かれた懐かしいタイプ。
浴槽は白湯(バイブラ、ジェットバス) 黒湯(炭酸水素ナトリウム塩化物泉) 水風呂の3つ。黒湯温泉温まる〜。
サウナ室には専用手ぬぐいで入場。
専用キーやリストバンドじゃないので邪魔にならない。
こちらのサ室が想像以上にいい。新しい木の香りがする
サ室もいいが経年変化したサ室はなんとも言えない味が
あって良き。室内は幅は狭めだが奥に深く上下段で7-8人定員。人も2、3人で静かで照明は暗く何とも落ち着く。TVはなく演歌、昭和歌謡がBGM。熱源は対流式ストーン。古いストーブだがパワーはある。92-94℃で湿度も高め、しっかり汗とアマミがでる。12分計は故障中だが10分と5分の砂時計がある。昭和ストロングの遠赤サウナとは全く趣は違うが鄙びた温泉地にあるようなやっぱり昭和を感じさせるサウナ。
水風呂は水道水掛け流し。ティアドロップ型で1-2人でいっぱい。温度計がないので正確な水温は分からないが体感では20℃前後。意識してでないといつまでもいてしまうマイルドで危険な温度。
休憩は専用スペースやととのい椅子はないので各自で
工夫が必要。風呂椅子も低すぎて座りが悪い。今日は
浴室の換気とりの細窓付近のカランの段に腰掛ける。
ビルの間から吹く隙間風がなかなか良かったがやっぱり
頭を預けられる椅子が欲しいところ。
1時間15分サクッと3セット だったが仕事帰りには
これ位がちょうど良い。
車の方は利世館から1分のサミットやハックのテナントが入る複合ビルに駐車するのがおすすめ。千円買えば2時間無料。お風呂セットやサ飯買うのにも便利。但し22時以降は出庫できなくなるので注意。
サウナ10分 水風呂2分 休憩5-6分 ×3セット
5月9日20時–21:15訪問
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