サウナセンター鶯谷本店
カプセルホテル - 東京都 台東区
カプセルホテル - 東京都 台東区
いわゆるただの風邪の療養の為、長いこと自宅に篭りきりだった
嫌に思えていた労働の日々も、いざ離れてみると、職場と自宅を往復するマンネリの中に一つの安らぎを感じていたようだ
そんな中、日替わりで色んなサウナに行っていたのは、無意識のうちのせめてもの抵抗だったのだろうか
刺激も安らぎもすっかり忘れてしまった日常をサウナに行って一旦、リセットしたい
療養期間はとうに過ぎ、復調後のサウナ復帰はお泊まりサウナをしようと決めていた
北欧や、かるまるあたりかとも思ったが、それはあまりにも張り切りすぎに感じ、宿泊なら慣れ親しんだサウセンがいいと、21時ころに乗り込む
館内かなり混雑しているとのことだったが、アウフグースが終われば多少は緩和されるだろうと思い、宿泊者専用ロッカーに荷物を詰め、カプセルでしばらく待機
21時半すぎは脱衣棚に少し空きがある程度の混み具合
浴室のドアを開けると、初めて感じるような熱い空気にぶつかり、アウフグースの熱気がまだ残っているのかと思ったが、聞こえてくる音も、漂ってくる匂いも、いつものサウセンのそれで、次第に心が安らいでいった
浴槽で沸き立つ湯は温度も肌触りも優しく、通常にまだ復帰できず、仕事でへばった体を存分に労ってくれた
久しぶりのサ室はただただ温かくて汗だけじゃなく涙も少し滲んだ
22時を過ぎても一瞬、満員になるくらいに人がいた
23時を迎えるまで入浴していたが、あまり人が減る気配はなかった
食堂は閉まるのが早くて利用出来なかったのが残念だったが、今日はサウセンに来て本当によかった
水風呂もペンギンルームも外気浴スペースも、ああこの感覚だ、と思い出し、込み上げてくるものがあった
明日は朝食を食べたい
ここ最近、追加精算なしにカギだけ受け取って退館してばかりで、それはそれで寂しい思いがしていたので、支払いをすべく美味しく朝食を楽しめるように朝サウナ頑張る
蛇足:先日、Twitterでサ室で使う通称・ビート板(正式名称:座・湯〜マット)の話題がTLに流れてきた
メーカーページによると凹の方が前で、凸の方が後ろらしい
しかもイボイボ面が表で、ツルツル面が裏らしい(イボイボは滑り止めじゃなかったのか…)
これに倣うと私は今まで前後のみならず、裏表までも逆で使っていたらしい
なんだか一人恥ずかしい思いをした気になったが、落ち着いてから考えてみると、裏の逆ということは、すなわち、対偶にあたる
元の命題と対偶は真偽が常に一致する
したがって(メーカー的に)正しい使い方の対偶である私の使い方もまた正しかったのだ(!?)
なんか妙に混んでましたね〜高木選手のオリンピックレコード、私も見てました
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