サウナ&ホテル かるまる池袋
カプセルホテル - 東京都 豊島区
朝ロウリュ＆アウフグース
天女様ならぬ。天男様をみた！
キリリと冷えた外気。
緑葉の先には大きな青空。
体と心は宇宙（そら）を飛ぶ。
サウナ：10分 × 2
水風呂：1分 × 2
休憩：10分 × 2
合計：2セット
朝のかるまるへ。6:45頃にIN。２セット1時間で決めることに。
浴室に入ると人も少な目、黙浴徹底。浴室を出るまで本当に一言も聞かなかった。意識高し！
7:00からスタッフロウリュがあることを知る。体を洗い、湯はショートカットし岩サウナへ。サ室の入りは半分ぐらい。スタッフがいつもより多めにロウリュをし、空気を循環させるぐらいかなと思っていた。
１回目。ロウリュが終わるとタオルを整えスタッフがゆっくりと空気を循環させはじめた。とても丁寧に風を循環させる。
２回目。なんと普通にアウフグースが始まる！朝から受けられるとは幸せ極まりない。スタッフのタオルの扱いが上手い！所作が美しいというか、舞を舞っているかのよう。天女様ならぬ。まさに天男様！！風も力まかせではなく、フワッ、フワッと強弱ある、それでいてメリハリも感じる、なんとも優雅な風。天空に誘おうとしているのですか天男様〜。
３回目。天男様の舞は続く。いろいろな技らしきものを繰り出す。ここまで優雅に舞えるのは、岩サウナの広さもあるかもしれないと気づく。巨大なサウナストーブから階段まで十分な空きスペースがあること、朝ということもあり、一段目は人がいないので心置きなくタオルを回すことができるのではないか。そして、私達は階段に腰掛け少し高い位置から舞を見る。ふと、気づく。劇場でないか！こんなん経験したことがある。小劇場のひとり芝居を見ている感じだ。スタッフの合間合間の小粋なトークも冴えているではないか。黙浴徹底しており笑いこそなかったが（笑）
あぁー、なんということだろう。朝早起きは三文の得といったものだが。三文どころじゃなかった。超えた分は自分の周りの人たちに返していこうと思うのだった。
ヘブンズステップ（浴室内の階段）をあがり、外気浴へ。中央に立木が一本ある秘密の小庭へ。夜とは違った趣。とにかく、爽やか極まりない。熱る体から湯気がでている。一脚あるインフィニティチェアが空いているではないか。横たわり角度を調整しもたれかかる。立ち木の葉越しに、青が見える。空だ。東京の空だ。いつもより、整ったのはいうまでもない。
ケロサウナでもう1セット。贅沢な１時間をすごしたのであった。ケロケロ。
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