サウナ金融

2019.10.09

2回目の訪問

水曜サ活

【魂の21時ロウリュ。熱波師と視線がぶつかる。熱波師よ、俺の叫びをきいてくれ!(後編)サ旅関東編③】

一言で言うならば、仕事でミスをおかした。

次から気をつければいいが落ち込む。

サラリーマンたる者の宿命なのか。
今までコーイウ怒られ方はなかった。

「新人扱いから一社会人に成長した一種の証なのか」

悩める3年目、日本中のリーマンサウナーさんに問う。

「こんな時、サウナに行きますか。」と。

前回同様、21時も上段端席にセット。相変わらず熱波師さんのフォームが美しい。

2回目だったのアウフグースの時だった。

重厚感のある熱の重みにすかさず、暗い気持ちに包まれていたカラダが反応。

突如、細い瞼がパッと見開く。
歯を食いしばり、ややアヒル口気味になる。

ロウリュが小生の暗い気持ちをどこか遠くへふっ飛ばす。

「吹っ切れた…ヨッシャ!!」

高まる気持ちの平行に、ふと荒川良々さんの残像が一瞬アタマによぎる。

「アレ」と己を重ねてしまう。

そんな邪念さえもこの熱波で追い払ってくれ!と願いを込めた。

その時、瞳孔が開いた強気な眼差しが偶然にも熱波師と逢った。こんなこと初めてだ。

おかわりタイムへ。再び目が逢った。自然と両腕が上がる。

「ア゙アッ。」

頼むっ、この熱波で昇華してくれ。

「ア゙アッ。」

その時だった。もう重ねざるを得なかった。

「……もう新人扱いされない3年目。これから結婚を控える彼女を支えなくてならないんだ。プライドなどいらない。どんなに恥をかいてもスキルを得たと思うまで会社は辞めない。これが家族を養おうとする独身オトコの覚悟なんだ。いいか、貴方に俺のこの気持ちがわかるか、バカヤロウッ!」

邪念ではなかったのだ。

サウセン熱波によって小生の「ア゙アッ。」が言語化させ、魂の叫びとなって現れたのである。

見事に言語化され、清しい気持ちになる。

これだ、これがサウナなんだ。

「この熱さに耐えられるのなら、あの理不尽なことなんて耐えるどうこうより屁でもない!」

高揚する気持ちを熱波師さんへの拍手にのせて、21時ロウリュの幕が閉じた。

最高の水風呂でカラダを潜らせ、仕上げに隠れ外気浴スポットで瞑想フィニッシュ。

「このような事がないよう対策案を検討いたします。ご迷惑おかけしました。」

サウナ後、小生はきっちりと「サラリーマン」に姿を戻していた。[完]

サウナ金融さんのサウナセンター鶯谷本店のサ活写真
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トントゥとは?

2019.10.09 23:59
1
サウナ金融 サウナ金融さんに37ギフトントゥ

嫌なことがあってもサウナというサードプレイスがあるから大丈夫!
2019.10.10 00:51
1
ありがトントゥ!ほんと、それです。サウナ様様です。
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