山賊サウナ
温浴施設 - 神奈川県 小田原市
今日は箱根で仕事が終わる。
妻は言った。
「お土産よろしく。」
私は息子に尋ねた。
「お土産は何が良い？」
息子は答えた。
「おまんじゅう。」
私は仕事を終えると、饅頭を片手に一目散にサウナへ行く。
息子が起きてる間に帰るのが目標だ。
箱根まで来たんだ。サウナぐらい行かせてくれ。
本日の営業先である箱根湯本からサウナまでは3分だが、少しボーっとしていたのか、何故か山賊サウナを通り過ぎてしまい、そのまま高速道路へと吸い込まれた。
このままでは饅頭を片手に一目散に帰路についてしまう。
慌てた私は咄嗟に熱海方面へと舵を切った。
そして石橋ICで降り、再び高速へ乗り、少し経つと今宵の目的地である山賊サウナへ着いた。
とんだ時間のロスだ。
息子が寝るのは20時。それまでには饅頭を届けなければならない。
私は迷わず90分間コース（ドリンク飲み放題なし）を選んだ。
そそくさと水着へ着替えサウナへ向かおうとすると丁寧な男性スタッフが施設の案内をしてくれた。
彼曰く、今の時間の利用者は0だそうだ。
ひゃっほー貸し切りだー。
まずは瞑想サウナ（大平台）へ。
静寂の中、薪ストーブが神秘的に燃え盛る。
入口ドアーが非常に閉まりにくいが、程よい熱さで落ち着く。
続いて水風呂も外気浴も挟まずスチームサウナへ。貸し切り状態のうちに全てのサウナを堪能しようというスンポーだ。
受付のお姉さんが教えてくれたハーブソルトを片手に。
温度は低いがハーブソルトのお陰で美肌になった。もしかしたら私は橋本環奈なのかもしれないと疑心暗鬼に陥りながら、最後の高温サウナ（大涌谷）へ。
そこには再び薪ストーブが君臨し、神々しく燃え盛っていた。温度は110℃。十分な熱さだ。
落ち着く。
どこか異世界へ連れて行かれた様だ。
限界が近付いてきたので水風呂へ飛び込むと、思いのほか深く溺れかけた。
私は堂本光一と同じ身長だが、つま先立ちをしないと息が出来なかった。
外気浴は贅沢な国道view。
インフィニティチェアを倒しては、夜空を眺めながら宇宙人と交信した。
30分もすると数人の来客があったが、不思議といつもソロサウナ。
贅沢だ。
そして私はふと思った。
このまま体内まで綺麗にしてしまおう。
ドリンク飲み放題を追加オーダーしデトックスウォーターを頂いた。
そうこうしていると、いつの間にか90分が近付いてきたので、息子に饅頭でも届けようかと思った矢先、先ほどの丁寧なお兄さんが19時からアウフグースがあると教えてくれた。
私に迷いはなかった。
画像に続く。
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85℃,110℃,50℃
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18℃,20℃,18℃
2
100
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もっと便利に！
行っちゃいました。最高でした。詳しく調べないで行く派なので水風呂の深さにはビビりました。あとスタッフの方のロウリュ、アウフグースのレベルが高く、努力されてるんだなーっと感じました。月1では通えませんが月1で通いたいです。
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