アーバンスパ
温浴施設 - 神奈川県 厚木市
温浴施設 - 神奈川県 厚木市
子供の頃、先生は言った。
「家に帰るまでが遠足ですよー。」
ほほーうっ。
私は義務教育でそう教わった。
本日も仕事をオンタイムで終え新宿から本厚木への電車に飛び乗る。
家に帰るまでが仕事だ。
だから仕事後のサウナは残業ということになる。私は確かに義務教育でそう教わった。
そんな私は本厚木駅に着くと足早に歩いた。駅前では同級生だった女性が男性と抱き合っている。確か夫も子供もいたはずだ。
すごい光景を目にしたものだ。
まさか地元の駅で文春砲の流れ弾を喰らうとは思わなかった。
ここは何処だ?
アフガニスタンか?
そんな私はサウナ前に「ととのって」しまったのだが、サウナ前のととのいは御法度だ。この快感を今すぐに「怒りのアフガン」へと変異させないといけない。
私の戦争は終わってはいない。
世の中の不条理に私は怒っている。
フリン・ダメ・ゼッタイ
そして私は世界平和を祈り22時の退館までの90分の戦闘に自らの命を捧げることにした。
本日のお客様は私を含めて8人。
全員顔見知りだ。(顔見知りなだけ。)
すなわち彼らは同士でありアーバンスパ連合軍の構成員のみで形成されていた。
サ室では105℃の熱波が私を襲う。
恐らくこれは習近平の指導の下に作られた新手のウィルスか何かだ。
熱い。
TVからはミニモ二ジャンケン(矢口真里、辻希美)feat.ふわちゃん&滝沢カレン。
加護ちゃんはどうやら金正恩に連れ去られてしまった様だ。
私はどうにか中国共産党のウィルスから逃れるとスチームサウナへ。
50℃のスチームサウナがフィーバーし戦場はホワイトアウト。
前は見えないが攻撃力は相当なものだ。
ベトコンだ。確実にベトコンだ。
頭上のスチームというジャングルから南ベトナム解放民族戦線が襲いかかる。
しかし、今日は戦わなければいけない。
これはまさに「わが闘争」。
私は世界平和を祈り裸一貫攻撃に転じた。
エイドリアーーーーン!!
ととのった。ととのった。
毎日いるルパンさんから挨拶される様になったしね。
私は帰宅後堂々と妻に言ってやりましたよ。
「90分残業しちゃったよ。」
帰宅するまでが仕事ですからね。
もう一度言うよ。
「仕事は家に帰るまでが仕事だよ。」
私は確かに義務教育でそう教わりました。
世界平和と「当たり前の未来」を祈ります。
今日もナイスアーバン。
男
今回も素晴らしいLyricをありがとうございます!
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