霧島温泉
銭湯 - 鹿児島県 鹿児島市
銭湯 - 鹿児島県 鹿児島市
【キリシマ、部活辞めるってよ⁈】
〜古代ギリシャの戦い〜 ②
サ室のドアを開けると、狭い割に無駄なレイアウト。
通路作り過ぎの座席は2人で満員だ。
3人はまず無理ですね。
まずは10分、ストーブ前上段で蒸される。
換気口が無い遠赤外線ストーブなので、湿度は高い。
また、座席下にバットが置いてあり、ここの水分が常時湿度調整をしているようだ。
温泉で予熱加えたので、汗ダラダラ。
無銘の古いサウナストーブは、点火タイミングでガギガキと音が鳴る。
出る時にセンサーカバーを見ると、古き良き「オリンピア」の文字。
古代ギリシャのオリンピアンのように勇敢に挑む水風呂。
ひー!めっちゃ気持ちいいーーぃ!
80℃前後の熱だけど、「押すパワー」のオリンピアと、22℃前後の天然水水風呂が、壊れそうに、優しく奏でるハーモニー…
もう、正直、水風呂内で休憩なのです。
2セット目に向かおうとサ室を見たら既に2人いる…
ここで腐る事ないのが霧島温泉。
すぐさま温泉の温冷交代浴に切り替え、結局、間にサウナという3セット3セットを決め、900mlポカリを飲み干す始末。
この素晴らしい銭湯が継続する事に感謝です。
全ての無くなりゆく事業に、この様な承継が有ると、日本はもっと心豊かな国であるのかもしれない。
有田焼のタイル絵の裸婦像の背中は何を語るのか…
風呂上り、再びオネーさんに事情聴取。
その間も噂を聞いた古いお客さんからの電話がひっきりなしに鳴り、再訪を誓い無言で霧島温泉を後にした…
再び汗ビショビショになりながら。
〜おしまい〜
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