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野天風呂湯の郷

温浴施設 - 千葉県野田市

さう

2022.09.18

47回目の訪問

8日間の休業を経てのリニューアルオープンおめでとうございます。

公式には謳っていなかったが老朽化が激しい塩サウナがこのリニューアルで無くなってしまうのは自明の理であったため9月に入ってからはそれを惜しむようにほぼ毎日休業まで塩サウナを愛でていました。

さて塩サウナに代わり新しく作られた禅サウナ。これが想像以上によかった。こじんまりとしていて間接照明による薄暗い雰囲気(昼間の方が暗い)。ケロを使用した壁材の匂いが個人的にツボだった。

ストーブはフィンランドのLOVAL社製の世界に1台しかないストーブを使用しているそうだ。コイツがなかなかに強くてロウリュをしてからのストーンの回復が早いことこの上ない。5分おきでセルフロウリュができるのはこのストーブの凄さの証明だ。

ただセルフロウリュをする上でルールをもっと明確にした方がよいのではと思う。かけ過ぎないようにだと人によって解釈が変わる。極端に言えば10杯でもかけ過ぎてないと思う人もいるのだ。トラブルになりやすいので一考願いたい。

スタジアムサウナの景色が変わった。竹藪は撤去され7、8本を残すのみとなり代わりに篝火が設置された。夜は特に雰囲気が良くてサウナ室内では常にミュージックビデオが流れる空間となっている。

系列施設には設置されているパンカールーバーは入るタイミングが悪かったのか送風されている感じはなかった。ここはもう少し入って確認する必要があるなと感じた。

このリニューアルで無くなったものが塩サウナや竹藪の他にいくつか。整い椅子を増やす代わりに撤去された竹製のベンチ。これは非常に残念である。いつか復活を願いたい。

私の記憶が正しければ野天ができてからこれほどの規模のリニューアルは初めてだったと思うしその内容は殆どの人にとって好意的に受け止められるものだとも思う。でも野天が好きで通い続けた人がここで何を大事にしていたのかによって受け止め方が変わるんだろうなと感じている。

ちなみに私の場合は施設の経営判断を尊重して応援したいと思っているが無くなったものに対する寂しさの方が今はまだ少し上回っている感じだ。

時間が経てばまた感じ方も変わるかな…。