寿湯
銭湯 - 東京都 板橋区
銭湯 - 東京都 板橋区
昨晩の深酒の影響か、身体が重く気怠さが残る午前中。気付けば貴重な日曜日の時間が刻々と過ぎていく。こうしてはいけないと、チャリンコを飛ばし、上板橋の銭湯を攻めることに。
まず訪れたのは『寿湯』さん。商店街から程近くの賑やかな場所にあるが、他のお店とは全く別物の渋くて味わいのある外観。メロウで温かみがある。どことなく川口のサウナひろいに似ている。
日曜日・祝日はサウナ代が100円。ラッキー。威厳のある受付のお爺さんから小タオルとサウナ利用者の証となる赤いバンドを受け取る。
ロッカーの鍵に「カギは紛失されないよう御注意下さい」という文字がプリントされたプラスチック板が付いており、これが異常にデカい。鍵を手首に巻くことなく、手に持って移動しなければならない。少し邪魔になる。
浴室に入ると目の前に広がるのは昔話「桃太郎」のタイル絵。犬、猿、雉も勢揃いで可愛らしい。あつ湯は43℃とかなり熱い。
♯サウナ ★★☆☆☆
二段掛け。6名ほどの収容。聞き慣れないインスト音楽がBGM。オーケストラ演奏。ドラクエのオープニングテーマ的な。
熱源は縦長の遠赤外線ガスストーブ。室温は96℃とあるが、どう考えてもヌルい。80℃くらいの体感。サウナの行き過ぎて汗腺や代謝がおかしくなっているので、汗は出るものの、身体の芯から温まる感じがない。珍しく12分くらい入っていた。
♯水風呂 ★★★☆☆
水温計は壊れていたが、体感は20〜21℃ほど。クセなく気持ちいい。蛇口を捻ることで常に新鮮な水を供給可能。サ室がぬるめなので、これくらいの温度でちょうどいい。
♯休憩 ★★★★☆
浴室に専用の椅子等はないが、脱衣所にソファーがあるので身体をよく拭いてそこで休憩する。
1セット目の休憩後、ふと辺りを見渡すと、脱衣所から外へと繋がる擦り戸を見つける。ガラッと開くと、何と!こじんまりとした縁側があるではないか!木のベンチも置いてあり、静かでゆったりとした雰囲気。ここでの外気浴は最高だった。
計2セット。サクッと。78点。
古くから続く伝統ある街銭湯。縁側での外気浴は乙。サ室のセッティングに改善が見られれば、穴場として良いかもしれない。
男
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