アクア東中野
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
東中野にある銭湯施設。2010年にリニューアルされたそうだが、それからも既に10年以上経ってしまった。
サウナ込みで合計980円。サウナ料金が少し高く感じるが都心なので仕方ないだろう。
天然地下水全軟水が売りの施設で、確かに入浴すると肌がスベスベしてきた気がする。
年末だったのもあると思うが、16時半頃と比較的早い時間だったにも関わらず非常に混んでいる。
浴槽は内湯はジェットバスやリラックスバスなどの豊富な設備のある大きな浴槽。
あとは小さいが露天風呂がある。露天風呂にしてはかなり温度が高め。
特徴的なのがプールもある事。他人に迷惑をかけなければ泳ぐ事も可能との事だ。
またスイッチで水の出方を調節できる変わったシャワーも設置されていた。
体を洗い、軽く入浴してサウナ室に入った。
サウナ室は激混みで、基本的には2、3分は外で並んで待つような印象。
なんとか入れても、扉の開閉で入ってくる風が冷たくて温まる事を疎外する。
1段目で温まりきる事は不可能なのではないかと思われるほどの冷気だ。そのため、必然的に2段目の取り合いとなり、猿山の如くバトルをしなくてはいけなくなる。
しかし、この2段目が上質で、上手く上段に行ければ良い感じに温まれる。
そして何より上質なのが水風呂。15度ぐらいでキンキンに冷えた水風呂は水質もグッド。冷たくて30秒も入っていられないが、上がった時には久しぶりに整いの予感がした。
室内にベンチがあるため、休憩スペースは十分。決してベンチ数が多いわけではないのだが、みんな別の場所で休憩しているのか比較的空いている。
露天スペースは休憩する場所が見当たらないものの、プールの脇など、各自が好きな場所で休憩している印象だ。
またプールは水風呂に比べてぬるいのかと思ったが、実際に入ってみると16〜17度はあると思われて、ただの広い水風呂じゃないかと驚いた。冬だったので外の気温も影響しているのだろう。
正直、サウナの設計だけで言えば手放しに褒められたものではないのだが、2段目で温まりきった後の上質な水風呂とのコンボには筆舌に尽くし難いものがあり、これだけのために行く価値もありそうだ。
ただ自分の好みで言えば、もう少し空いている施設のが利用しやすいのが本音。神奈川の「ゆいる」みたいに設備がパーフェクトなわけでもあるまいし、並んでまで、ぎゅう詰めのサウナに入るのはストレスだ。
この辺りの銭湯はどこも混雑するので仕方ないが、サウナが盛り上がっている証拠とポジティヴに解釈しよう。
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